「何かが揃っているからこの人と」ではなく「何かがあってもこの人と」

結婚するなら、絶対に失敗したくない!!

それは、おそらく婚活を頑張っている人全員に共通する思いでしょう。

 

だからこそ、多くの人はお相手にいろいろな「条件」を求めてしまうのです。

もちろん本人としては、「多くを求めていない」と言うのですが、いろいろな面で「普通以上」を求めてしまっていることが多いですね。

 

男性なら、
普通にキレイで、笑顔が良く、それなりに気が利いて、ある程度料理ができて、仕事もまあまあ頑張っていて…。

女性なら、
年収500万円くらい以上で、普通にカッコよく、いざという時の決断力があって、それなりに家事も手伝ってくれて、派手さはなくても優しくて穏やかで…。

そもそも、それだけ「普通」の要素が揃っている人は、もはや「普通」ではなく、十分にスペックが高い範囲になりますが…。

 

しかし、そのような「普通以上」の異性と結婚することが、本当に幸せな家庭生活を送れることに繋がるのかと言えば、必ずしもそうは言えません。

結婚は恋愛と違って日常そのものです。
条件は崩れればもろいですが、何があっても一緒に生きていく必要があります。

「条件」を重視した結婚は、何かの要素が欠けたとき、一気に致命的な危機を迎えてしまいます。

 

何らかの要因で年収が下がったり、加齢によって若さが衰えてきたり、はたまた病気になったり、何かの要素が満たされなくなると、浮気に走ったり、協力関係が希薄になったりして、いつでも夫婦関係は破綻してもおかしくない状況になります。一昔前によく言われた「熟年離婚」はその典型です。

だからこそ、

「何かが揃っているからこの人と」ではなく、「何かがあってもこの人と」
という心構えが何より大切なのです。

 

もちろん、生活していくためにはある程度の世帯年収が必要ですし、いつまでも若々しくいられることが理想かもしれません。

ただ、私たちは日々を生きていく中で、どんな災害や事故、事件、病気に遭うか分かりません。
そんなときでも、相手のことを自分のこととして本気になって手を差し伸べて生きていこうと思えるか。

それが、結婚生活には一番大事なのです。

 

そのためには、交際段階から、単にデートや食事を楽しむだけでなく、時には膝を突き合わせて本音で話し込むくらいに向き合うことが欠かせません。

早く結婚したい、とにかく婚活を卒業したいという一心で、勢いだけで「ゴール」すると、あとでとんでもない「しっぺ返し」が来てしまうかもしれませんよ。

 

結婚式場まで決まった段階から婚約破談した経験がある私としては、婚活を頑張っている皆さんに声を大にして言いたいですね。

「何かが揃っているからこの人と」ではなく、「何かがあってもこの人と」ですよ!

ぜひ頑張ってくださいね。

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