《「早く結婚したい!」と婚活を頑張っている男性が、良い出会いがないため、「もう婚活は疲れた!」と感じている。》
という悩みにお答えします。
<この記事を読むと得られること>
・どうして婚活に疲れてしまったかを整理できる
・自分にとっての「結婚する意味」を見つめ直せる
・一日でも早く結婚するために、どう考えて取り組めばいいかが分かる
この記事を書いている私は、出会いパーティやネット婚活、結婚相談所での通算3年以上に渡る婚活を経て幸せな結婚を果たして、今も、妻・息子と楽しく過ごしています。
今回は、婚活を頑張っている男性がなぜ疲れてしまうのかという原因を整理して、どのように対策をするべきかをお伝えした後、今からすぐに何をしたら良いかを解説していきます。
もしかすると、あなたは今、まるで暗い森の中をさまよっているような、お経でも読んでいるような暗い声で、足が鎖を引きずっているように重い感覚があるかもしれませんね。
この記事を読み終えると、婚活に疲れたというネガティブな気持ちが小さくなり、楽しく幸せな結婚生活を手に入れるために、もう一度しっかり頑張ってみようと思えますよ。
婚活男性が「疲れた!」と思う原因5つ
男性が婚活に疲れる理由はいろいろありますが、主に下記の5つにまとめられます。
➀ 年収・肩書、容姿などの「条件」で一方的に判断されて疲れる
② いくら頑張っても出会えない・・・
③ 婚活が面倒くさい!
④ どうしても妥協できない・・・
⑤ お金がもったいない
1つずつ、解説していきますね。
年収・肩書、容姿などの「条件」で一方的に判断されて疲れる
「結婚するなら、少しでも『イイ人』と一緒になりたい!」と思うのは、男女、年齢問わず、誰でも同じです。
あなたも、できることなら、キレイでスタイルが良い女性と結婚したいと思っていませんか?
逆に言えば、女性がカッコイイ男性を求め、一定以上の年収がある男性を好むのも当たり前です。
頭で分かっていても、プロフィールの写真や数字で判断されたり、実際に会っても一方的に決めつけられたりすると、ガッカリしてしまいますよね?
何度も同じような経験をしていくと、
「どうして、オレの良さを分かってくれないんだ?!」
と、婚活に対する疲れたという気持ちが強くなってしまいますね。
いくら頑張っても出会えない・・・
忙しい中で時間を作って、婚活パーティーやお見合いに行っても、なかなか「この人!」と思える出会いがないことも多いですよね?
ひどい場合は、女性に会うことすらままならないこともあります。
私も経験がありますが、いくら頑張っても成果に繋がらないと、
「いったい、自分の何が悪いんだろう・・・」
「自分はそんなに価値がない男性なのか・・・」
と、自分に対してどんどん疑心暗鬼になり、自信を失い、疲れていきます。
「なんで、周りのみんなは簡単に結婚しているのに自分だけ…。」
「結婚なんて、一生できないんじゃないの…。」
などと、ネガティブな気持ちも強くなっていきます。
婚活が面倒くさい!
女性とあまり会えなかったり、会えても次に続かなかったり、逆に、「良いところ」まで進んだ交際が終了になってしまったりすると、だんだんシステムやアプリを開くのもイヤになってきます。
今までなら、休日はもちろん、通勤時の電車の中や寝る前のベッドの中でもチェックしていたのに、面倒になって、一週間くらい普通にシステムなどを見なくなってしまうのです。
「そもそも婚活する意味なんてあるのかなぁ…。」
「趣味に時間を使った方がいいのでは??」
などと、婚活そのものに意義を見出せなくなってしまうこともありますね。
どうしても妥協できない・・・
幸いなことに、お相手の女性に気に入っていただいて交際が成立して、順調に進んでも、
「うーん、何かが違う・・・」
と、もう一歩先に進めなくなってしまうことがあります。
人柄が良く、話しやすいし、楽しい時間を過ごせているはずなのに、
「この人と結婚する気にはなれない」
「女性としてドキドキしない」
などという気持ちが消えず、男性側から交際を終了させてしまうパターンです。
自分自身のこだわりの強さに気付いてしまい、吹っ切れない自分に疲れてしまいますよね。
お金がもったいない
サービスによっては料金がかなり安いものもありますが、それでも繰り返して利用していれば、結構な金額になります。
活動に進展を感じられないと、余計に「お金だけがかかっている・・・」という感覚になりやすいよね?
デートを何度かしてから交際終了になると、「いっぱいお金を使ったのになぁ・・・」と、とてもネガティブな感情になってしまうこともあります。
良いお相手が見つからないのに、お金だけが出ていく感覚になり、疲れてしまいますね。
婚活に疲れた男性に大切な対策5つ
婚活に疲れて立ち止まっていると、時間だけがどんどん経っていき、婚活市場での位置が悪くなっていき、チャンスが減っていきます。
下記の5つのおススメ対策を実践してみてくださいね。
➀ 相性が合わないことを教えてくれたと感謝する
② 今の苦労は、将来どんな役に立つか考えてみる
③ 「結婚しない人生」について考えてみる
④ 結婚後、どう生きたいかをリアルにイメージしてみる
⑤ 期限を決めて本気で取り組む
1つずつ、解説していきます。
相性が合わないことを教えてくれたと感謝する
婚活で年収・肩書、容姿などの「条件」だけで断られるということは、その女性があなたと相性が合わないと教えてくれたということです。
あなたも、ある程度は好みのタイプがあるはずですし、どうも違うなぁと思うこともあるはずです。
当然のことながら、結婚相手は一人でいいのですから、万人に好かれる必要もありません。
むしろ、早めに相性が合わないと教えてくれたと考えると、時間をムダにしなくて良かったと感謝できるかもしれません。
今の苦労が、近い将来どんな役に立つか考えてみる
婚活を頑張っていて良い出会いに巡り会えないと、今取り組んでいることが全く意味のないことのように感じてしまいやすいです。
どんな失敗と思える経験にも、必ず学びになる意味があります。
私は、結婚式場まで決まった婚約が破談になり、一時は「一生独身」を覚悟した経験があります。
そのとても辛い経験があったからこそ、「何があっても、本音で向き合うこと」の大切さを強く確信しました。
おかげで私自身が幸せな家庭を築けただけでなく、お客様の婚活へのアドバイスにもさらに『気持ち』がこもるようになりました。
今はムダに思えることも、近い将来、自分の中で繋がってかけがえのない「財産」になることでしょう。
たとえ婚活に疲れたときでも、「今起きていることにも、意味がある」と考えてくださいね。
「結婚しない人生」について考えてみる
「婚活に疲れた」「婚活なんて面倒くさい」と思ったら、一度ゆっくり、「結婚しない人生」について考えてみてください。
ずーっと独りの人生・・・耐えられそうですか??
もし、耐えられそうなら、無理に婚活を頑張る必要はないかもしれません。
将来への備えはしっかりしつつ、自分の好きな生き方を謳歌した方が幸せな人生になる可能性が高いです。
もし、「ずーっと独り」は耐えられないと感じたら、もう一度、あなたにとっての婚活や結婚の「優先順位」を見直してみるといいですよ。
あなたが大好きな趣味や友人と会うこと、家でのんびりゴロゴロすることなどと比べてどうでしょうか?
「結婚することが本当に大事なこと」なら、頑張れるはずですね。
大好きな趣味と同じように・・・。
改めて、あなたの心に聞いてみてください、「本当に結婚したいの??」と。
結婚後、どう生きたいかをリアルにイメージしてみる
結婚相手に「どうしても妥協できない」と感じたときは、「結婚してからどう生きていきたいか?」をしっかりイメージしてみると良いです。
婚活のゴールは、もちろん「結婚」なのですが、「結婚=ゴール」という気持ちが強すぎると、「どのようにゴールするか?」に執着しすぎてしまいます。
本当に大切なのは、「ゴール(結婚)してから」です。
「結婚はスタートだよ」と、よく言われますよね。
ドイツ人哲学者のゲオルク・ジンメルは、『妥協することなく適応することである』と言っています。
「妥協」と考えると、「自分の弱さ」に焦点が当たりますが、「ゴール後にどう適応して、幸せな結婚生活をしていくか」と考えてみると、お相手の見方が少し変わるかもしれませんね。
ぜひ、結婚してからどう生きていきたいかをイメージしてみてくださいね。
期限を決めて本気で取り組む
男性は、婚活サービスだけでなく、デートにも少なくないお金を費やすことが多いため、成果に繋がらないと、どうしても、お金がもったいないと感じてしまいます。
実は、女性もお洋服やお化粧など、男性同様、もしくは、それ以上にお金をかけています。
時間で言えば、女性の方がほぼ確実に多く費やしているはずです。
婚活は、車やバイクなどのようにお金を払えば確実に買えるものとは違って、男性も当然、「選ぶ側」でもありながら「選ばれる側」でもあります。
「いつまで」という期限をしっかり決めて、集中して取り組むことがお金の節約にもなり、結果として、幸せな結婚への近道にもなります。
ご成婚された方々のほとんどは、「婚活の目標をしっかり決めて取り組んで良かった」とおっしゃいます。
ある程度は自分を追い込んで、メリハリをつけることも大切です。
プロとして婚活に疲れた男性に最も伝えたい大切なポイント
結婚相談所の仕事をしていて、男性側にもう少し理解があればご縁が繋がったはずと感じた出会いがとても多いです。
どんな理解か??それは・・・
本気で相手の気持ちを考えようとする姿勢
です。
他人同士ですし、そもそも男性脳と女性脳は仕組みが違うと言われていますので、完全に理解できないのは当然です。
大切なのは、理解しようとする「姿勢」です。
たとえば・・・
・初デートは男性が「リード」しないといけないという思い込みから、自分の都合で場所や時間を決めた上、ギリギリになってお相手へ伝える。
⇒ 多くの女性が望むのは、勝手に「決めてもらう」リードではなく「きっかけをつくってもらう」リードです。
・「すごく疲れた・・・。何もする気が起きないよ。」と女性に言われて、「もっと頑張らないといけないね」などと、妙にストレートな反応をしてしまう。
⇒ 女性は、無責任に投げ出したいわけではなく、男性に話を聴いて寄り添ってほしいだけのことが多いです。
・世帯収入のことだけを考えて「共働きがいい」と希望するものの、自分の帰宅は遅い。
⇒ 仕事をしながら家事をこなすことの大変さをイメージできていない上、女性に任せることが前提になっている。
お相手が今どんな気持ちなのか、どうして欲しいのか、何をしたくないのか・・・
ということに思いを馳せて、発言したり行動したりするだけで、お相手にあなたの「分かろうとする気持ち」が伝わります。
その積み重ねが、揺るぎない信頼関係を作っていくのです。
今まで婚活に一生懸命取り組んできたあなただからこそ、お相手の気持ちを理解しようとする姿勢が大事であると実感できることでしょう。
ぜひ、意識してみてくださいね。
婚活に疲れた男性が今すぐすべき3つのこと
一日でも早く、成果に繋がるように、具体的に取り組むと良いことを3つご紹介しますね。
➀ いつまでに結婚するかを決める
いつまでに結婚したいではなく、「○○までに結婚する!」と覚悟を決めることが大切です。
「なんだ、精神論か・・・」と思うかもしれませんが、目標を具体的に強く決意することは、非常に強力です。
「アメリカの鉄鋼王」と呼ばれたアンドリュー・カーネギーは、
『先延ばしにする癖のある人は、人生を漫然と過ごして失敗する。』と言っています。
普段よく目に入る所に貼り出しておくのも、とても良いです。
② 意地を張らず素直になる
「男だから・・・」と、つい意地を張ってしまいたくなるのが男性ですが、女性に対しては意地を張らず、素直に感謝して素直に謝る気持ちを持ちましょう。
男性のつまらない意地によって、女性とのコミュニケーションが破綻してしまうことがとても多いです。
必要のない意地を張るということは、どんどん婚期を遅らせるということです。
意地を張るのは、本当に大切なときに取っておきましょう。
③ 3回会えて1ステップと心得る
基本的に女性の気持ちの盛り上がり方は遅いです。
1回のデートが楽しかったからと言って調子に乗らず、3回くらいスムーズに会えて少しステップを進めていくように心がけましょう。
(3回というのは目安で、二人の関係性によって変わります)
いきなり馴れ馴れしく話したり、敬語をなくしたり、安易に身体に触れたり、出会ってすぐに長時間デートをしたりするのは、絶対にNGです。
焦りは禁物。ゆっくりしっかり関係性を築いていきましょう。
まとめ
婚活が5キロマラソンなら結婚生活は100キロマラソンに例えることができます。
それくらい、結婚してからの方が長いのです。
当たり前ですが、特に男性がとても見失いやすい事実です。
多くの人にとって、結婚は、生まれてくることと死ぬこと以外では、人生で一番大事なことのはずです。
婚活に疲れたからと言って、立ち止まり過ぎず、先に挙げた方法を活用して、一日でも早く運命の出会いを見つけてくださいね。