もし、あなたが婚活を頑張っていて、出会いはそこそこあって、お相手から気に入られることもあるのに、結局うまく行かないなら、身近なところに落とし穴があるからかもしれません。
そんなあなたにお聞きします。
あなたはお相手の欠点を好きになれますか?
心のどこかで気に入ったお相手でも、欠点はない方がいいと思っていませんか?
もちろん、欠点のない人はいないのですが。
たとえば、収入は高いがマイペースな男性、性格は良いがスタイルが今イチな女性・・・
そんな場合、あなたならどう思いますか?
もしかしたら、お相手のマイペースなところやスタイルが良くないところについ目が行くタイプではありませんか?
それでは幸せな出会いはなかなかやって来ないでしょう。
なぜなら、お互いの欠点を補い合うのが夫婦だからです。
お相手の欠点が引っ掛かってしまうようでは、夫婦円満にはほど遠いですね。
最近ご成婚したカップルの場合は、男性は仕事バリバリで頑張っているけれど料理は全くできない、リンゴの皮さえ向けないという方で、女性は仕事のキャリアは非常に浅いけれど料理は大得意でお菓子でも簡単に作ってしまうような方でした。
こちらのカップルは、他の部分でもおもしろいくらいに得手不得手が逆転していました。
自分ができないことは相手が完璧に近いくらいの精度で簡単にやってしまうので、自然に尊敬できますし、感謝の気持ちもとても強くなります。
お互いの欠点を補えるからこそ、お互いに尊敬しやすいのですね。
だから、二人の関係も非常にうまく行くのです。
もし、こちらの二人がお互いの欠点を批判し合ったらどうなるでしょう?
言うまでもなく、大ゲンカを繰り返して、すぐにお別れになってしまったでしょう。
とはいえ、もちろん、お相手のどんな欠点でも甘んじて受け入れた方がいいということではありませんよ。
なぜお相手の欠点が許せないのか、もう一歩踏み込んで考えてみることが大切です。
あなたがお相手に「完璧」を求めているなら、そもそも結婚は難しいかもしれません。
お相手の欠点を補い合う大切さをもっと感じてみた方がいいですね。
周りの既婚の友達などに、夫婦関係がうまく行っている秘訣を聞いてみたらいいでしょう。
ただそうでないなら、あなたにとって、結婚相手に絶対譲れないポイントなのかもしれません。
たとえば、ケンカしたらスネてしまって向き合ってくれない、素直に言葉で表現してくれない、金銭感覚が違いすぎるなど、
あなたの価値観でどうしても譲れないことなら、むしろ、それは許してはいけませんし、好きになる必要もありません。
なぜなら、それがあなたの婚活にとっての「軸」となるべき判断基準だからです。
お相手の欠点を好きになろうということと矛盾するように感じるかもしれませんが、それは違います。
大切な価値観を共有できている上でお相手の欠点を許せないことと、あなたにとって大切な部分であるところそのものが欠点である場合は、その意味が全く違います。
少しややこしい表現になってしまいましたが、要は、
基本的にしっかり信頼し合い、愛し合えているのに、細かいところ(とあなたは思えていないかもしれませんが)の欠点が気になっているのか、そもそも信頼したり愛したりできない原因になる欠点なのかによって違うということです。
婚活でスムーズに交際を進める上でとても大切なポイントです。ぜひ、気を付けてくださいね。