婚活を一生懸命に頑張っている人。
そういう人でも頑張る方向を勘違いしている人がいます。
あなたは、大丈夫でしょうか?
できるだけ多くの異性に会うために何度も婚活パーティに行ったり、結婚相談所でお見合いをいくつも申し込んだりすることは非常に大事です。
いつもブログでも書いていますが、出会いの分母を増やすことは本当に重要です。
でも、その大前提になるのは、
目の前の異性との会話を大事にすること。
異性と1対1でしっかり話した経験があまりない人や婚活があまりうまく行かない人から、「どうやって会話を盛り上げればいいのですか?」と時々聞かれます。
経験が少ない人や会話が得意ではない人ほど、ついいたずらに「盛り上げないと!」と思ってしまうのですよね。
大事なのは、自然に会話が広がる話題を早めに見つけることです。
そのためには、以下のようにひとつずつ丁寧に考えて質問していけばいいですよ。
① 相手に関心を持つ
「うまく話そう!」といきなりテクニックに走ってもろくなことになりません。
一番大切なのは、純粋にしっかりお相手のことについて関心を持つことです。
「今日はどんな気持ちで来たのだろう?」「どんなお話が好きなのかな?」「何を大切にして過ごしてきたのかな?」など何でも良いのですが、お相手という人間に興味を持つことが会話を盛り上げていくためのスタートです。
当たり前なのですが、ここをなおざりにする人も意外にいますので注意してくださいね。
② オープンクエスチョン
聞いたことがあるかもしれませんが、「日曜日はお休みですか?」のように「はい」「いいえ」で会話が終わってしまうような質問をしないということです。
「お休みの日は、どんなことをして過ごすのが好きですか?」のように、「いつ」「どこで」「何を」「誰が」「なぜ」「どのように」という「5W1H」と呼ばれる内容を聞くことを質問すると、会話が広がりやすいです。
ただ、これもあまりテクニック的に考えすぎるとぎこちなくなるので、あまり難しく考えないで、お相手に興味を持つように心がけていれば、自然にできるようになります。
③ 自分のことを話してもらう
お相手の苦労話や自慢話を引き出せると会話が弾みやすいです。
事前情報があればそれを踏まえて、そういうのがなければ、オープンクエスチョンで聞いていく中で、お相手がこれまでこだわってきたものや大変そうだった経験などについて、もっと聞きたいという姿勢を示すのです。
お相手の思い入れが強い内容なので、おそらくいろいろ話してくれるでしょう。
④ 感想を伝えて共感する
当然のことながら、お相手に話してもらうだけでは失礼です。
お相手の話をしっかり聴いて、自分が感じた感想を伝えましょう。
そのとき、できれば何かひとつでも共感できる部分を探して伝えるといいですよ。
共感できることがなかったり、自分の考え方と違うなと思ったりしても、お相手の気持ちをしっかり受け止めたということが伝わるようにしましょう。
そうすることで、「会話のキャッチボールがしっかりできる人」と思ってもらいやすくなります。
⑤ 質問攻めにしない
いくら会話を盛り上げようとしても、お相手を質問攻めにしてしまっては、完全に本末転倒です。
お相手から一気に嫌われて、玉砕するだけです。
頑張り過ぎて空回りすることが多い人は、ぜひ気を付けてくださいね。
あくまで、会話はボールを投げて受けて、投げて受けての繰り返しです。
このようなことを心がけながら、お相手が気分よく話してくれる話題の中で、自分も興味を持てることや知っていることがあれば、その話をしばらく続けていけばいいのです。
そうすることで、自然に会話が盛り上がっていきます。
もしそういう話題がどうしても見つからなければ、残念ながらその人とはご縁がなかったということです。
良い経験をさせてもらったと感謝しながら、お別れしましょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。