これは、先日、お客様からおっしゃっていただいた、少し衝撃的な言葉です。
そのお客様は、出会いパーティやネット婚活などを頑張られて取り組んだものの上手く行かず、別の結婚相談所さんでも2年くらい活動されてきた方です。
それでも、なかなか良いご縁がなく、悩まれていたところで、当方を見つけてくださったそうです。
そのお客様は、当初、婚活を始めるに当たり、あまり費用のかからないものから始めて、いろいろと試されたそうです。
婚活しようという気持ちだけで、なかなか行動できない方も多い中、出会いパーティに参加したり、ネットの出会いサイトに登録したりして頑張れる方なので、良い出会いがあっても不思議ではなさそうですが、残念ながら成果が出なかったそうです。
実際、経験的にも、出会いパーティやネット婚活では、なかなか出会うことは簡単ではないですし、幸いにも出会えたとしても、お相手が本当に結婚したいと思っているかも分からないことが多いので、苦戦してしまうことが多いです。
参加する男女間の温度差も大きいことが多く、真剣な出会いが成立することは、当方の経験からでも、周りの話を聞いても、かなり難しいようです。
しかし、以前の私もそうであったように、なるべく安く済ませたいというのが人情ですので、その姿勢自体は間違いではないと思います。
交際が始まれば、いろいろデート代などもかかりますし、結婚になったら、ケタ違いでいろんな費用がかかりますので、節約は大切な姿勢です。
ただ、その一方で、「安物買いの銭失い」という言葉があるように、節約しようとして安いものを試しているうちに、結局、無駄な出費が増えていたというのは、実際によくあります。
電化製品や靴などでも、高くてもきちんとしたものを買った方が、長い目で見れば安上がりだったということは、一度や二度は、ご経験があるかと思います。
そこに、婚活の場合は、「安物買いの『時』失い」とでも表現した方が適切なくらい、安いものに手を出しているうちに、あっという間に時間が経ってしまい、取り返しがつきにくい状態になってしまうこともあります。
では、逆に、高額な結婚相談所に安易に登録することが良いのでしょうか。
入会金などの初期費用が高い相談所に登録して、ほとんどフォローしてもらえずに困っている方も、残念ながら、多く見受けられます。
頑張って活動しようという気持ちだけでなく、覚悟を決めて投資したにも関わらず、結果はともかく、満足な活動もできないというのは、残念極まりないことです。
前述のお客様も、意を決して、相談所に登録されたのに、その相談所は、新しい入会者を増やすことに躍起で、お見合い日時の連絡以外に連絡を取ったことはほとんどなかったそうです。
安いサービスをいろいろと試しても上手く行かず、覚悟を決めて高額なサービスを利用しても満足の行く活動ができず、時間だけがどんどん過ぎていく・・・そのような状態を、前述のお客様は、「漂流」と表現されたのです。
「婚活で漂流している人を助けてあげてください」というお言葉は、私の心にとても響きました。
当方では、お客様のお気持ちに寄り添うことを信条としておりますので、まず、お客様の「思い」を聴かせていただくことに集中します。
そして、お客様がどのようにしていきたいかを一緒になって考え、アドバイスさせていただくスタイルを取っているからでしょうか、決定的にサービス内容を勘違いされて来られるような方以外は、ほとんどのお客様が無料カウンセリングに満足してお帰りいただけております。
前述のお客様も、そのようなところで当方のスタンスをご理解してくださり、婚活に困っている人を助けてあげてほしいという思いを表現してくださったのです。
身に余るお言葉で恐縮しましたが、いみじくも、当方の願いもそこにあります。
当方の代表自身が、なかなか結婚できず、いろいろ遠回りした中で幸せな結婚に辿り着けた経験を、少しでも多くのお客様に活かしていただきたいという願いが原動力になっています。
これからも、もっともっと、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるように頑張ります!