「寂しいから結婚したいっ!」はダメ?結婚して後悔しないために

「寂しいから結婚したいっ!」はダメ?結婚して後悔しないために

「できれば結婚したいけど、もしかしたら一人でいるのが寂しいだけかも?

そんな不安を感じたことはありませんか?

「寂しい」という一時的な気持ちから結婚しても、これから数十年以上も幸せに暮らせるのか心配になるのもわかります。

もし周りに「こんなはずじゃなかった……」と結婚してから後悔している友人などが多ければ、なおさらでしょう。

そこで今回は、「寂しい」という思いから結婚していいのか、また結婚してから後悔しないために大切なポイントをお伝えします。

みよし

さっそく「寂しいから結婚」はありかなしかから見ていきましょう。

目次

「寂しいから結婚したい」はあり!

「寂しいから結婚したい」はあり!

結論からいいますと、「寂しいから結婚」はありです!その理由について、本章以下で見ていきましょう。

結婚したい理由は人それぞれ

結婚する理由について「正解」はありません。結婚したい理由は、人それぞれでいいのです。

  • 「信頼できるパートナーと温かく楽しい家庭を築いて、暮らしたいから」
  • 「子どもがほしいから」
  • 「親を安心させたいから」
  • 「社会的な信用が得られるから」
  • 「経済的に安定したいから」
  • 「周りが既婚者ばかりで、年齢的に結婚していないと恥ずかしいから……」

そのなかに「独りでは寂しいから」という理由があっても、まったく問題ありませんし、上記の理由でも広い意味では「寂しいから」と解釈できるものも多いです。

エールマリアージュのお客様でも、「このままずっと独りでは寂しいから」と活動されて、幸せな結婚をされていかれた方はたくさんいらっしゃいます

将来の生活をイメージしたときに、いつまでも独りで生きていくことに不安を感じるのは、自然な感情ともいえるでしょう。

「寂しい」という気持ちも、十分に結婚したい動機になりますよ。

「寂しいから結婚」というのはちょっと安易かなと思っていましたが、問題ないんですね!

みよし

はい、その動機は安易ではないですよ!

私が結婚したいと思ったのも「寂しかった」から

私が結婚したいと思ったのも「寂しかった」から

私は30代半ばで式場まで決まった段階からの婚約破棄を経験して、一度は結婚をあきらめました。

しかし40歳の足音が近づくにつれて「このまま独りで老後を迎えるのは寂しすぎる……」と思い、再び婚活を始めて結婚した経緯があります。

要は、寂しかったからです。

兄弟やいとこは早々に結婚していて、実家に帰ったときも兄弟家族が家中を「占拠」しており、私の居場所はありませんでした。

友人や同僚も当時すでに全員結婚しており、たまに会っても子育てなどの話についていけず、寂しい思いをしたのをよく覚えています。

もちろん、同じような環境でも「寂しい」と感じない人もいるでしょう。

ただ私にとっては、それまでの婚活で苦い思い出が多かったにもかかわらず、もう一度婚活を始めようと思うには「立派な」理由でした。

寂しいから結婚して後悔しないためのポイント

寂しいから結婚して後悔しないためのポイント

ここまで見てきたように「寂しいから結婚したい」というのは、結婚したいと思う動機としてまったく問題ありません。

ただその一方で、寂しいという気持ちだけで動いてしまうと、結婚後の大きな後悔につながりやすいのも事実。

そこで、結婚してから後悔しないためのポイントをチェックしておきましょう。

相手に「寂しさ」を埋めてもらおうとしない

まず、相手に自分の「寂しさ」を一方的に埋めてもらおうとするのはNGです。

早晩、相手との関係は破綻してしまうでしょう。一方的に求めたいなら、お互いが不幸になるので結婚しないほうがいいです。

「寂しい」という思いから結婚するにしても、絶対的に重要な前提があります。

それは、「お互いさまの気持ち」をもてるということです。

結婚生活は日常そのものですし、通常は数十年にも及ぶもの。週に1~2回会えればいいほうの恋人関係とはまったく違います。

恋愛と結婚の違いについては、下記の記事で詳しく書いていますので、チェックしてみてください。

結婚生活では、片方がもう一方へ精神的に依存するような関係性は、長続きしません。

いつもお互いのことを気にかけ合い、思いやり合う姿勢があればこそ、愛情や絆が育ち、結果としてお互いの「寂しさ」を埋め合えるようになるのです。

けっして、その逆ではないのですね。

将来のことを考えて「寂しい」から結婚するのは問題ありません。

ただ、一方的に自分の寂しさを埋めてもらうのではなく、お互いに自立した関係で愛情を育む気持ちを大切にしましょう。

「寂しい」という気持ちだけが先走らないように気をつけます…。

みよし

そうですね、いつも「お互いさま」の姿勢は大事にしたいですね。

「とにかく結婚したい!」と焦りすぎない

「とにかく結婚したい!」と焦りすぎない

「寂しいから結婚したい」という思いが強くなりすぎると、結婚への焦りにつながりやすいので注意しましょう。

独りでいる寂しさをどうにかして埋めたいと思えば思うほど、「結婚して幸せな生活を送りたい」という気持ちより「とにかく結婚してしまいたい」という気持ちが強くなってしまうためです。

他人のことなら、「そんなに結婚を焦らないほうがいいよ!」と気軽にいえても、いざ自分が当事者になるとどうしても焦りやすいのですよね。

しかし、結婚は婚活のゴールとはいえますが、けっして人生のゴールではありません。

むしろ、結婚してからが「新たなスタート」といえるでしょう。

時間もお金も自分の好きなように使えた独身生活から、運命のご縁があった人生のパートナーと協力して、まさにゼロから新しい生活を築いていくのが結婚生活。

結婚すること自体が目的になってしまうと、相性を十分に確認しないまま結婚してしまうことが多いため、実際に結婚してから「こんなはずじゃなかった……」と後悔しやすいでしょう。

婚活と結婚の関係性については、こちらの記事で詳しく書いていますので、読んでみていただければと思います。

私は式場まで決めてからの婚約破棄を経験しているため、結婚を焦ることのデメリットを人一倍強く感じています。

下記の記事に、そのあたりへの私の想いに触れていますので、ぜひ参考にしていただければうれしいです。

寂しさから結婚しようとする場合は、結婚すること自体が目的になってしまわないように気をつけましょう。

「寂しいから結婚」を「幸せな結婚」にするための3つのポイント

「寂しいから結婚」を「幸せな結婚」にするための3つのポイント

では、どうすれば「寂しさ」から抜け出すための結婚を「幸せ」だと感じられる結婚にできるのでしょうか。

ここでは、長い結婚生活でお互いに幸せを感じながら暮らしていくためのポイントをご紹介します。

誰にも「自己重要感」があることに気づく

私たちはほぼ誰にでも、自分が自分で重要な人間であると思いたい欲求と、他人から自分が重要な人間であると思われたいという欲求(自己重要感)があります。

きっと、あなたも自分でなるべく満足できるように、また、周りの人たちからなるべく認められるように、毎日がんばって生きているのではないでしょうか。

とてもすばらしいことです。

でも、ちょっと考えてみてくださいね。

その自己重要感、周りにいるあの人もこの人も、実はあなたと同じようにしっかりもっていると考えたことはどれくらいありますか?

私たちは、自分のことで精一杯になっているうちに、他人もその人の自己重要感を満たそうと一生懸命がんばっていることに、恐ろしいくらい無関心になりやすいもの。

まず、このシンプルで重要な事実に気づくことがとても大切です。

そうすると、今まで「あの人はどうしてあんなに自分勝手なんだろう?」などと感じていた気持ちが、少しは落ち着きませんか?

仕事に趣味に恋愛に、いつも一生懸命がんばっているあなたと同じように、横にいるその人も、遠くにいるあの人も、それぞれ自分の自己重要感を満たそうとがんばっているのです。

たしかに、相手にも自己重要感があると考えれば、なんだか微笑ましくも感じますね。

みよし

そうですよね。みんな、自分のことで精一杯ですからね。

「くれくれ星人」になると幸せな結婚はできない

「くれくれ星人」になると幸せな結婚はできない

いわゆる「くれくれ星人」といわれる、相手に求めてばかりの人は、自分の寂しさを埋めてもらうことなど、自己都合しか考えないため、円満な夫婦生活は送れないでしょう。

あらためて、私たちは誰しも自己重要感を満たすことを望んでいるという視点で、周りを見たり感じたりしてみてください。

そうすると、驚くほど「あれをしてほしい」「これをしてほしい」それが条件と言わんばかりの言動を取っている人が多いことに気づきませんか?

男性は仕事後に同僚と飲みに行って奥さんの愚痴を言い合い、女性は昼間にファミレスで旦那さんの不満を並べる、そういう光景をよく見ますよね。

相手や周りに感謝することもできず、不満ばかりを並べる人たちが幸せな結婚生活を送れているのでしょうか。

私は、それはきっと難しいと思います。

よく言いますよね、「ギブアンドテイク」って。「テイクアンドギブ」ではありませんよね。

やっぱり、自分から与える「ギブ」が最初なのです。「くれくれ星人」にならないように気をつけましょう。

自分から先に相手の自己重要感を満たすことを心がける

あなたが本当に幸せな結婚をしたいなら、自分から一歩、いや半歩先に、相手の自己重要感を満たすことに意識を向けてみましょう。

そうすると、相手がよほど変な人でない限り、少しずつ信頼関係が築けていき、結果的に、あなた自身の自己重要感も満たしてくれるようになります。

今度、相手に納得がいかないと思ったとき、ちょっと立ち止まってみてください。

そして、相手はなぜその言動を取ったのか、何を大事にしたかったのかに少し思いを馳せて、ちょっとでも相手の自己重要感を満たしてあげることを考えてみましょう。

けっして聖人君子になる必要はありませんが、見返りを求めるわけではなく、まず「自分から」を心がけることで、良いご縁が近づきやすくなります。

少し遠回りのような気がするかもしれませんが、幸せな結婚へつなげるためにはとても重要な考え方です。

相手に求める前に自分からですね!

みよし

それでも相手と信頼関係を築けないなら、相性が合わないのでサッサと次へ行きましょう。

老後寂しいから結婚したいなら、まずやるべきこと

婚活は時間との闘いです。老後も独りだと寂しいから結婚したいと思うなら、今すぐ動き始めましょう。

こちらでは、具体的にまずどんなことから手をつければいいかをお伝えします。

自分に合う婚活方法を見つける

「寂しいから結婚したい」と思うなら、まず自分に合う婚活方法を見つけることが欠かせません。

婚活といっても、マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所など多岐にわたります。

それぞれに一長一短がありますし、同じジャンルのなかでも特徴の違うものがどんどん増えているのが現状です。

それだけに、やみくもに婚活を始めたところで、時間やお金を浪費したということになりかねません。

自分の希望や性格、予算などから、なるべく自分に合うものを見つけましょう

下記の記事では、性別・年代別にそれぞれの婚活事情やどんな婚活方法が向いているかをわかりやすくご紹介しています。

今は本当にいろんな種類があるので、自分に合うものを見つけるのが大変ですね。

みよし

ただ、自分に合わないものを選んでしまうと、とても遠回りになってしまうので気をつけたいですね。

相手にどうしても譲れないことを整理する

相手にどうしても譲れないことを整理する

次に、結婚するなら「ここはどうしても譲れない」ことをはっきりさせましょう。

夫婦といえども別の人格ですので、完全に相性が合うことはありえません。

そのため、長い結婚生活を一緒に暮らすうえで、これだけは譲れないということがあるのも自然でしょう。

ただそれがあまりに偏っていたり多かったりすると、いい出会いにめぐり合えるチャンスが減ってしまいます

だからこそ、どんなことは譲ってはだめで、どんなことは譲ったほうがいいのかの判断が、とても重要なのです。

そのあたりは、こちらの記事で具体的に譲れない条件の絞り方も含めて、すぐ実践できるようにご紹介していますので、チェックしてみてください。

「一人で寂しい」から「幸せな結婚」へ|ご相談お待ちしています

「一人で寂しい」から「幸せな結婚」へ|ご相談お待ちしています

「寂しい」という一時的な気持ちから結婚しても、これから数十年以上も幸せに暮らせるのか不安かもしれませんが、「寂しいから結婚したい」はありです。

ただ、結婚してから後悔しないために、相手に「寂しさ」を一方的に埋めてもらおうとせず、「とにかく結婚したい!」と焦りすぎないことが欠かせません。

「寂しいから結婚したい」という動機を「幸せを感じられる結婚」にするための3つのポイントは、下記の通りです。

「寂しいから結婚」を「幸せな結婚」にするための3つのポイント
  • 誰にも「自己重要感」があることに気づく
  • 「くれくれ星人」になると幸せな結婚はできない
  • 自分から先に相手の自己重要感を満たすことを心がける

そして具体的には、まず自分に合う婚活方法を見つけたり、相手にどうしても譲れないことを整理したりすることから始めましょう。

一生独りは寂しいから結婚したいと思っても、どうすればいいかわからない人は、お気軽にご相談ください。あなたが一歩でも前に進めるお手伝いをさせていただきます。

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