共働き希望の婚活男性が失敗する3つの勘違い

 

もしあなたが男性なら、結婚相手の女性に共働きを希望しますか?

 

個人的には、コロナ禍でもあり、ますます不安定な世の中になっていく中、共働きを希望する男性はこれからも増えていくと感じています。

 

しかし、共働きについては、男性の思わぬ大きな考え方によってうまく行かないケースがよくあるのも事実。

 

そこで今回は、共働き希望の男性が失敗しやすい勘違いについてお伝えします。

 

共働き希望の男性は、最後まで読むと、共働きの注意点がわかり、女性とのコミュニケーションが取りやすくなるかもしれません。

 

一日も早く婚活を卒業して、忙しくも充実した家庭生活を送りたいと思う男性はぜひ読んでみてくださいね。

 

 

目次

共働き希望の婚活男性が失敗する3つの勘違い

 

「共働きでも家事育児は手伝うもの」

 

女性のみなさんには申し訳ないですが、このように考えている男性はかなり多いです。女性にとってはびっくりする話ですが…。

 

「手伝う」ということは、家事育児は女性が担うのが前提と思っているということ。

 

中には、「家事育児を積極的に手伝います!」という言葉が、親切だとさえ思っている男性も…。

 

 

たとえ、女性が専業主婦の場合でも、家事育児を「手伝う」という表現は個人的に避けたほうがいいと思っています。ましてや、共働きの場合は絶対 NG !

 

お互いの状況に応じて相談して、「分担する」というのがとても大切な考え方です。

 

女性のお客様とお話していても、特に共働き希望の場合で、家事などを「手伝う」と言われると、とても強い違和感を覚える人が多いです。ぜひ気をつけてくださいね。

 

「自分の年収のほうが高いから」

 

これも驚きですが、男性の中には自分の年収のほうが高いから、女性が家事などをメインにやって当たり前と思う人も少なくないです。

 

しかし、ちょっと考えてみてください。

 

年収の多い少ないに関わらず、外に出て働くということについての大変さはあまり変わらないはずです。

 

フルタイムでもパートタイムでも、一定以上の時間を職場で過ごさないといけません。

その職場ごとに決められた時間やルールの中で、作業などをこなす必要があります。

当然、そこには上司や同僚、取引先などとの人間関係がつきもの。

そもそも、女性は一般的に男性よりも身支度などにも時間がかかります。

 

それらのことを軽く考えて、「おれは稼いでいるから」というのは大きな勘違いです。

 

たとえ、労働に対する単価の高さや責任の大きさが違ったとしても、社会で働くことの心身への負担は大きく変わらない。そのことをしっかり意識しておく必要があります。

 

「家事育児はそんなに大変ではない」

 

そして、共働きを希望する男性が失敗するもっとも大きな勘違いが、これです。もちろん、上記の2つも十分すぎるくらいに大変なことなのですが…。

 

家事育児はそんなに大変ではないと考えている男性は、本当に多いです。

 

家事と言っても、一人暮らしの場合は自分だけなので適当に済ませることもできます。実家暮らしなら、もっと気にしなくていいのでラクでしょう。

 

 

しかし、家族ができるとそういうわけにはいきません。ましてや、子どもができたらとても大変です。

 

とは言っても、その大変さをイメージしづらいのが、男性の難しいところですよね。

 

 

わたしも半年間くらい、息子を朝に保育園へ送ってから仕事に出かけ、夕方に息子を迎えに行って一度帰宅して、食事を作って、妻が帰ってきたらまた仕事に出かけ…という生活をしていました。

 

本当に気がおかしくなるのではないかと思うくらいに目まぐるしい毎日で、大変とかというレベルではないほど大変だったのをよく覚えています。

 

なにも、そこまで経験してほしいと言っているのではありません。

 

ただ、たとえば、「甥っ子や姪っ子が好きだから子どもが好き」というのと、自分の子どもを育てるのとは、まるでワケが違うということです。

 

家事や育児がそんなに大変なことではないと考えているかぎり、共働きの生活はうまく行かないことが多いでしょう。

もっと言えば、共働きしなくても、女性との信頼関係を深めてあたたかい家庭を築くことも、とても難しくなります。

 

共働きでの家事育児は「女性のほうが大変」という前提が大事

 

もし、あなたが40代後半以上などで、子どもを持つことを考えていないのであれば、夫婦二人で独身生活の延長で暮らしていくことも可能かもしれません。大人同士なので、何とでもやりくりできるから。

 

でも、もしできれば子どもが欲しいと考えているのであれば、女性への負荷の大きさをもっと意識する必要があります。

 

 

たとえば、男性は逆立ちしても子どもを産むことできません。

 

妊娠、出産での女性にかかる負荷は、男性が一般的に思うより何倍も大変なこと。

この事実をしっかりと踏まえておくことが大切です。

 

妊娠初期での女性は、見た目にはあまり影響はないように見えますが、一番大変な時期。

そのときに、男性がしっかり気を回して協力できるかどうかがとても大事になってくるのです。

 

 

妊娠出産の時期だけでなく、普段から女性は体調が変化しやすいこともあります。

 

「年収の多い少ない」や「勤務時間の長い短い」で簡単に判断するのではなく、女性のほうが大変という前提に立つことがとても大切です。

 

共働き希望の男性が成功するための考え方

 

男性が、共働きを希望するパターンは主に下記の2つです。

 

○ 自分の年収が高くなく、経済面から共働きを希望したいパターン

○ 自分の年収は問題ないけれど、価値観として女性に働いてもらいたいというパターン

 

いずれにしても、これまでお伝えしてきたように、共働きは一般的な男性が思うより女性に大変な負荷がかかります。

 

だからこそ、お相手の価値観や考え方を尊重することが欠かせません。

 

経済的な理由から共働きするにしても、フルタイムで働きながら子育てをするのは本当に大変です。

 

あなたの就業時間やシフトなどでうまくいかないこともあるかもしれません。

しかし、決して女性がやって当然ということではなく、あなた自身もきちんと主体的に関わりながら、お相手に負荷がかかりすぎないようにする姿勢を示しましょう。

 

また、女性にも働いてほしいと思う価値観は自由かもしれませんが、押し付けることなく、女性の価値観や考え方を尊重することがポイントです。

 

共働きは世帯収入が増えるという大きなメリットがある一方で、時間的な制約など思わぬストレスが大きくなりやすいもの。

 

男性も独身時代の延長で考えるのではなく、二人で新しい幸せを探していく感覚を持つことが大事です。

特に子どもができた場合などは、自分の趣味とかは二の次になると考えておいたほうがいいでしょう。

 

お互いさまの気持ちを大切にして、経済的にも精神的にも家族みんなが幸せになれることを一番大切にしたいですね。

共働きのメリットを十分に生かすために、男性側が自分事としてしっかり考えることが何より重要です。

 

まとめ

 

共働きは、基本的に女性の負荷のほうが大きいという前提に立ちましょう。

 

家事や育児の大変さをもう一度見つめ直して、「手伝う」レベルではなく、主体的に考えて行動する姿勢を大切にしましょう。

 

そうすることで、共働きの大きなメリットである世帯年収を増やしながら、お相手とも信頼関係を深められ、幸せで楽しい家庭を築けるようになります。

ぜひ、次からの出会いから参考にしてみてくださいね。

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