「おとなしいけれど、優しい」
「明るくて元気、でもちょっとうるさい」
「まじめで誠実だけど、気難しい」
「親切で面倒見がいいけど、押し付けがましい」
「マイペースだけれど、余計な気を遣わなくていい」
そんな異性との出会いがあったら、積極的に付き合う気になれますか?
「うーん・・・」と迷ってしまいますか?
確かに、難しいですよね。
その性質の度合いにもよりますし、他のさまざまな要素との兼ね合いで気にならないこともあれば、どうしても気になってしまうこともあり得ますから。
でも、
物事にはプラスマイナスの両面がある
婚活する上で、このことはしっかり頭に入れておいた方がいいですよ。
私たちは一般的に、プラス要素とマイナス要素が半分ずつであれば、どうしても後者に目が行きがちです。
コップに水が半分残っていたら、「まだ半分もある」と感じる人より、「もう半分しかない」と感じる人の方が多いのと同じです。
でも、お相手のマイナス部分ばかりを見ていると、本来は相性が良いはずの関係でも、どんどん良くない方向へ向かってしまいます。
お互いにお相手のプラスを引き出し合う気持ちがとても大切です。
優しいけれどおとなしいと感じるなら、「○○さんは、いつも優しいね」などとしっかり言葉にして良い所を伝えてあげるようにするのも良いです。
そうしていると、少しずつマイナスに感じていたところが目立たなくなりますし、自分でも気にならなくなります。
もちろん、何でもかんでも、「物事には両面がある」と言って難しく考える必要はありません。
特に、自分で絶対に譲れないところがあれば、丁重にお断りして次の人を探した方がいいです。
たとえば、「ちゃんと話し合える人がいい」と思っているのに、ケンカしたら口も利かなくなるよう人はどうしようもできないですから、そんな場合は早めに判断した方がいいでしょう。
二人の関係性が致命的になるようなことについて、いくらプラス面を引き出そうとしてもとても難しいですから。
しかし、それ以外のことについては、なるべく「お互いさま」という気持ちで、お相手の良い面が目立つように心がけると良好な関係が長続きしやすいですよ。
結婚生活は、まさに日常の連続です。
お互いがお互いの良さを活かして、心地よく過ごせるようにしていくのが幸せへの近道です。