今回は、私たち夫婦の「馴れ初め」について、簡単に書いてみようと思います。
もし、お時間があれば、お付き合いください(笑)。
2つ目の結婚相談所に登録し、フォローはしてもらえなかったものの、何とか気合いで頑張ろうと決めた私は、自分でプロフィールを工夫したりして、どんどん申し込みをする一方、お申し込みを受けた際は、できる限り断らないようにして、お会いする機会を増やしていきました。
1日に2回のお見合いが入るときもあり、多い月では、1ヶ月に6名くらいの女性とお会いしたときもありました。
それでも、なかなか成婚までには至らず、我慢の活動が続いていました。そんなとき、妻になる女性から申し込みがあり、スケジュールが立て込んでいた中、何とか時間を作り、お会いしました。
東京駅近くの丸の内ホテルのレストランでしたが、お互いの大学受験のことや、遠回りしてきた人生のことで話が盛り上がり、あっという間に2時間以上が経過していました。
お見合いで定番と言われる、「趣味は何ですか?」というような「質疑」はなく、大した話題ではないことで、時間が過ぎていきました。
その後、交際が成立し、毎週のようにデートを繰り返す中で、知り合って間もないとは思えないほど、結婚を想定してのいろんな話をするようになりました。
ほとんどケンカをすることはありませんでしたが、ついつい話し込み、深夜に、船橋(千葉県)から横浜に車で帰ったことも何度かありました。
お見合いから3ヶ月も経たないうちに、お互いの実家へ挨拶に行くことになり、お互いにめちゃくちゃ緊張しながら、新幹線で移動したことをよく覚えています。
そして、なんと、その3ヶ月後には、入籍していました。
何もかもがあっという間で、出会った日からちょうど1年後に結婚式を挙げました。
一般的な恋愛ではあり得ないほどのスピード婚でしたが、私たち本人は、全く違和感がなく、どんどん話が進みました。
これは、お互いが本気で結婚したいことが大前提になっている、お見合い恋愛結婚ならではですね。
実質的に交際していたのは、たった数ヶ月でしたが、2年くらいは付き合っていたような感覚でした。
結婚してからも、お互いのことを認め合い、協力し合えているので、とても心地よく暮らせています。
幸いにも、子宝にも恵まれ、<おひとり様で何が悪い?!>などと開き直っていたのがウソのように、家族がいるありがたみを日々感じながら、生活しています。
元々、信心深くない私が、家内安全を願って、箱根神社へお参りするくらいになるのですから、人って分からないものですね・・・(笑)。
本当に、信じられないくらいの遠回りを繰り返してきましたが、自分自身の置かれている状況を、勇気を出して見つめて覚悟を決めたことで、何とか道が開けたのだと思います。
それからも、道は決して平坦ではありませんでしたが、あの時、自分の婚活市場での位置に気付かなければ、まだ独りだったかもしれないと考えると、ゾーッとしてしまいます・・・。
しかし、振り返ってみると、正直なところ、適切なアドバイスやフォローがあれば、もう少し早く婚活を卒業できただろうなという思いは強いです。
5万名の会員さんがいるシステムを使い、適切なフォローをもらえる環境で、地道に粘り強く活動することが、実は、普段の生活で出会いがない方にとっての、婚活成功の秘訣であると確信しています。
何はともあれ、無事に、納得のいく結婚ができて、自分自身もホッとしましたが、親がとても喜んでくれたのが、印象的でした。
そのとき、改めて、納得のいく結婚ができれば、その手段はどうでもいいと、心の底から思いました。
地道に、一生懸命頑張って、本当に良かったです!