私は、33回のお見合いを経て幸せな結婚ができましたが、その間にいろいろな女性とお会いさせていただきました。
良くも悪くも、ひとつひとつの出会いから学べることがあります。
ある女性は、お見合いの待ち合わせ時刻に、事前連絡なしに5分遅れて来ました。
待ち合わせに遅れること自体は仕方ありません。電車などの遅れや急な体調不良など、誰にでもあり得ることです。
ただ、遅れるときは事前に連絡するのが礼儀です。
そして、実際に遅れて来ても一言の謝罪もありませんでした。
きっと彼女にしたらいつものことだったのでしょう。
「たかが5分」と思うかもしれませんが、それ以上の重さがあります。
なぜなら、初対面で謝れない人が、親しくなって礼儀を守れるはずがないからです。
そのような「些細な」ところで、お相手への気持ちが如実に表れるものです。
結婚生活では、お互いへの思いやりが欠かせません。それが最も大切と言っても過言ではありません。
お見合いはその第一歩です。
特に初対面では、礼儀はとても大切です。
最初に信用を失ってしまうと、挽回するのは極めて難しいですのでぜひ気をつけたいですね。
実際には、遅刻して謝らない人は少ないかもしれないが、他のことで同じことが言えます。
例えば、女性ならお茶代は男性が出すルールになっているから当たり前と思って、「ごちそうさまでした」の一言が言えないとか、男性ならカジュアルすぎる格好でお見合いに行ってしまうとか。
あなたは思い当たるところはありませんか?
意外なところでチャンスを逃さないように心がけましょう。