今回の記事は、結婚や婚活が「お互いさま」ということを実感している人は読まないでくださいね。
新しい発見はないと思いますので・・・。
もし、あなたが車を買おうとしてディーラーさんに行って商談したら、きっとできる限りあなたの要望を聞き入れてくれますよね。
色はこんな色がいい、オーディオはこういうのがいい、シートはこの材質で・・・
おそらくお金さえ出せば、できる範囲で最大限聞いてくれるでしょう。
そして、できる範囲で値引きもしてくれるでしょう。
そのとき、あなたは完全にお客様です。
ディーラーさんが売って、あなたが買う。その関係が明らかですから。
でも、その感覚で結婚相談所を利用すると、思わぬ悲しい結果を生む可能性が高いですよ。
確かに、相談所がサービスを提供する側で、あなたがサービスを受ける側でお客様。そういう意味では、車を買う場合と同じです。
ただ、
車はあなたを納入先にするかどうかを選ぶことはできませんが、お相手の異性はあなたを結婚相手にするかどうかを選べます。
つまり、あなたは選ぶ側でもありますが選ばれる側でもあるということです。
ここを勘違いしてしまうと、独身生活から卒業するのはかなり難しくなります。
相談所側はお客様であるあなたに対して、少しでも良い出会いがあるように紹介したり、親身に相談に乗ったりすることは当然です。それをしなかったら職務不履行です。
当方も、私の苦い婚活経験を活かして、できる限りお客様の気持ちを理解した上で前向きなサポートをさせていただいています。
ただそれでも、ご本人がお相手の異性と真摯に向き合って対応しなかったり、ご本人のスペックを顧みずに高い要望を出したりしていては、異性から選ばれる可能性は非常に低くなってしまいます。
ひどい場合は、「おれはキャビンアテンダントと結婚すると決めているから、CAを紹介しろ」「私は、こんなに大変な人生を生きてきたのだから、それを理解してくれる人を紹介してほしい」などと、極めて一方的な要求をされることがあります。
この例は極端かもしれませんが、
本質的に、「選ぶ側」にしか立っていないと思っている人は意外に多いです。
当たり前ですが、お相手の気持ちや立場を全く考えないで結婚なんてできません。
結婚相手は、原則として朝から夜まで一緒に暮らして、場合によっては協力して子育てなどもする、まさに「パートナー」です。
運命のお相手と早く出会うために、「お互いさま」という気持ちを大事にしましょう。