結婚式や披露宴はとても華やかなイメージがありますが、実際に結婚した人からは
結婚=人生の墓場
と捉えている人が少なくありません。
あなたの周りにもいませんか?
帰りの通勤電車や居酒屋でお互いの奥さんについてのグチを言い合う男性や、会社の休憩時間や女子会などで旦那さんの文句で盛り上がる女性・・・。
「結婚して子どもができたら、相手の性格が急に変わった」
「旦那が働かない」
「仕事で遅く帰っても肩身が狭い」
などなど、例を挙げるとキリがないですが、一度は愛し合って結婚したはずなのに、そういう会話を聞いていると何だか切なくなりますよね。
もちろん、もともとアカの他人同士なので、完全に相性が合うということはないでしょうが、半生を共にすると誓った相手がいないところで、相手のグチで盛り上がるのは本当に残念ですよね。
本人同士も非常に悲しいですが、子どもがいたらみんなが大変な人生を送らないといけなくなります。
ではどうすれば良いのでしょうか?
結婚が人生の墓場だと思わないで済むようにするためには、少なくとも以下の3点は絶対に気を付けた方がいいですよ。
① お互いに素直に謝れる
人間誰しも完璧ではありません。何かしら周りに迷惑をかけながら生きているものです。
時には、相手を傷つけるようなこともしてしまいます。
そんなときに、「ごめんね」と素直に言い合えるかどうか、これは円滑なコミュニケーションを図る上で絶対に欠かせません。
自分が意図していなくても相手が傷ついてしまったら、素直に心から謝ることができれば、よほど重大なことでない限り、相手も気持ちよく受け入れることができるものです。
それができないと、着実に相手への不満が溜まっていきます。
② ケンカしたときでも向き合える
ケンカや意見の食い違いは本来あまりないに越したことはないのですが、長い結婚生活を考えると、ある程度早めに本音で意見をぶつけ合ったり、ケンカして仲直りしたりする経験をしておいた方がいいです。
結婚するまではどうにか取り繕うことができても、結婚してしまえば、どこかで確実にぶつかるときが来ます。
そのときにでも最終的にはしっかり向き合って話し合えないと、関係を修復できません。
結婚する前に腹を割って話ができる習慣を作れると、その後の不安も減らすことができます。
③ 結婚したらうまく行くだろうと安易に思わない
結婚が人生の墓場と思ってしまうくらいになるケースは、結婚前にちゃんとお互いの考え方やコミュニケーションの取り方を確認していなかった場合が多いです。
「相手のことがこんなに好きだから、結婚しても絶対うまく行くに決まっている」
「特に相手に不満はないから、結婚しても問題ないだろう」
などと、どこかで結婚後について簡単に「うまく行くだろう」と考えてしまうのです。
でも実際には、結婚したことによって何かが解決されることはまずありません。
むしろ、共同生活、妊娠、出産、子育てなどの大きな変化により、今まで見えなかったネガティブな部分がお互いに見えることも多いです。
結婚後の状況について、安易に期待するのは絶対禁物です。
要は、「お互いさま」の気持ちを忘れないことが大事ということですね。
シンプルですが、円満な夫婦生活には絶対欠かせない心がけです。
それだけで、「結婚=墓場」とは思わなくなれますよ。