20代男性におすすめの婚活方法|結婚相談所での需要と年収相場

20代男性がおすすめの婚活方法を見つけて結婚相談所で結婚した。

「20代の男が結婚相談所とかで婚活を始めるのはまだ早いかな??」

インターネットなどでは「20代男性は結婚相談所で不利」と書かれていることもあります。

結婚したくても「需要はあるのかな?」「どれくらい年収が必要なのかな?」など気になりますよね。周りで結婚している人が少なければなおさらでしょう。

この記事では、結婚を意識し始めた20代の男性向けに、20代男性の婚活事情とおすすめの婚活方法、結婚相談所での需要についてご紹介します。

20代男性でも考え方や状況次第でチャンスをつかめますので、最後までぜひ読んでくださいね。

みよし

まず、20代男性の結婚相談所事情から見ていきましょう。

目次

20代男性に結婚相談所をおすすめしない理由

結論、20代男性が結婚相談所で婚活するのはあまりおすすめできません。

その理由は3つ。

  1. 20代男性が結婚相手に求められる年収
  2. 20代男性の活動会員数
  3. 結婚相談所の出会いは結婚が大前提

では、ひとつずつ見ていきましょう。

① 20代男性が結婚相手に求められる年収

20代男性の多くは、自分の年収より高い年収を女性より求められます

出典: 内閣府「令和元年版少子化社会対策白書」 より作成
男性の年齢別平均給与
19歳以下152万円
20~24歳287万円
25~29歳404万円
30~34歳472万円
出典: 国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査結果」 より抜粋

20代の女性でも約50%の人が結婚相手に400万円以上を求めています(400万台を求める人が約20%、500万円以上を求める人が約30%)。

その一方で、男性の平均年収は20代前半で278万円、20代後半で403万円です。同世代の女性が求める年収と合わない20代男性が多いことがわかりますね。

自分の年収より高い収入を求められる20代男性が多いため、結婚相談所での活動は不利になりやすいです。

② 20代男性の活動会員数

結婚相談所で活動している20代男性の割合は、とても少ないです。

出典: 日本結婚所相談所連盟「成婚白書~2021年度版~」から作成

男性会員全体で20代男性が占める割合は4.5%(20代前半が0.1%、20代後半が4.4%)と、1割もありません。

一般的に年下の男性を希望する女性が少ないことも踏まえると、ほかの年代と比べて20代男性の出会いはかなり少なくなってしまいます。

良いご縁を見つけるためには出会いの数も大切ですので、20代男性には厳しい状況といえます。

③ 結婚相談所の出会いは結婚が大前提

独身時代は自分の判断で自由に転職したり遊んだりできますが、結婚すると、恋愛とは違ってパートナーと共同生活になるので、何でも自分の思い通りになるわけではありません。

子どもができれば必然的に子ども中心の生活になりますし、転職をしたくても家族の生活を含めて考える必要があります。

結婚相談所での出会いは、間もなく結婚することが大前提。

20代でも家庭をもつ覚悟が必要になりますので、結婚を本気で考えていない男性にとっては辛い出会いになってしまいます

なるほど…20代男性にとっては結婚相談所での
活動は不利になることが多そうですね。

みよし

そうですね、基本的に20代男性には結婚相談所はあまり向いていないかなと思います。
そこで次に、ほかの婚活方法も含めて特徴を見てみましょう。

20代男性におすすめの婚活方法

20代男性は、ライフプランや仕事の状況などにも依りますが、基本的には結婚を焦る必要はないでしょう。

だからこそ、時間やお金の浪費にならないように、各婚活サービスの特性を早めに把握しておくことが大事です。

① マッチングアプリ

基本的に身分証明書だけで登録できますし、料金も比較的リーズナブルです。その一方で、単純に恋人がほしい人が多かったり、相手の身元がわかりづらいこともあったりします。

その点で、20代男性で気軽に婚活を始めてみたい人にはおススメですね

② 婚活パーティー

婚活パーティーは多くの場合、男性より女性の参加費が安い設定になっています。なので、1回でいろいろな女性に会いやすい特徴があります。

そのため、「友達に誘われた」というような気軽な動機で参加する女性もいます。また、一人一人の女性と話せる時間が少なく、長い交際につながりにくい傾向もあります。

ただ、20代男性としては、多くの女性と話す経験を積むという点でも積極的に参加するメリットが大きいでしょう

③ 結婚相談所

真剣に結婚を考えるなら結婚相談所がもっともおススメできます。結婚願望が高い女性に出会いやすいためです。

ただ、ほかのサービスより料金が高く、自分に合った相談所を見つけるのがけっこう難しい側面があります。

そのため、次の項目でご紹介する3つの場合を除いては、急いで結婚相談所を検討しなくてもいいかなと思います

それぞれ一長一短があるんですねぇ。どれがいいんだろう??見極めるのが難しそう…。

みよし

各サービスのメリット・デメリットを見ると、手軽さや費用面から、20代男性にとってはマッチングアプリや婚活パーティーのほうが基本的に向いています。

とはいえ、20代男性でも結婚相談所に向いている場合もありますので、次にご紹介しますね。

結婚相談所が向いている20代男性は?

20代男性にとって結婚相談所での婚活はあまり有利ではない点が多いですが、下記3点に当てはまる場合は逆にチャンスになります。

  1. 恋愛ではなく結婚したい
  2. 年収と仕事の安定性がある
  3. 将来を見据えたライフプランをもっている

早速、ひとつずつ見ていきましょう。

① 恋愛ではなく結婚したい

恋愛では通常、週1~2回デートできればいいほうですが、結婚すれば24時間365日×約50年を一緒に生きていくことになります。仕事などで家にいない時間が多くても、共同生活が大前提。

いろいろな好奇心や誘惑があっても、別の女性と遊ぶわけにはいかないですし、気軽に転職するわけにもいきません。

子宝に恵まれれば子ども中心の生活になりますし、個人的な自由はほぼ確実に減ります。

それでも「早く結婚して温かい家庭を築いて幸せな結婚生活を送りたい」という気持ちがあれば、20代から結婚相談所で真剣に婚活をする準備がひとつ整います。

② 年収と仕事の安定性がある

結婚生活は日常生活そのもの。いくら結婚したい気持ちがあっても、世帯収入が少なく経済的に回らないなら、生活がとても苦しくなってしまいます。

結婚相手に400万円以上を求める20代女性も多い中、安心して生活していけるための収入と仕事の安定性が必要です。

必ずしも400万円以上でないといけないわけではありません。

将来性や働き方、安定性なども含めてお相手に安心感を与えて、一緒に暮らしていくイメージをもたせられることがとても大事。

その見通しが立っているなら、今から結婚相談所で本気の出会いを探す準備がもうひとつ整います。

③ 将来を見据えたライフプランをもっている

20代男性の場合、これからいろいろな人生経験を踏んでいく中で、価値観や考え方が変わっていく可能性もあります。

久しぶりに会った学生時代の友達の活躍を目の当たりにしたり、職場の先輩の様子をみて将来に希望をもてなくなったり……。

それでも結婚して家庭をもつと、自分だけの気持ちや思いだけでは動きづらくなります。

子どもがほしいなら、女性が一定期間働きづらくなることも踏まえて、世帯の収支を考える必要があります。学生時代に奨学金を借りていれば、その返済も考慮しなければなりません。

それらの状況を含めて、20代で結婚して将来を考えるライフプランがあるなら、すぐにでも結婚相談所で活動する準備が整っています。

将来を見据えて本気で結婚したい気持ちとある程度の条件があれば、20代男性でも結婚相談所でがんばる意味があるんですね。

みよし

その通りです!次は、結婚に本気の20代男性に勇気が出る
情報をお伝えしますね。

本気で結婚したい20代男性は結婚相談所もおすすめ

将来に向けて真剣に結婚を考え、経済面でもある程度準備ができている20代男性は、ぜひ結婚相談所を活用してみましょう。

その理由を3点にわけてお伝えします。

  1. コロナ禍で20代男性の入会割合が増加
  2. 20代男性は成婚までの在籍期間が短い
  3. 早く結婚したほうがライフプランを立てやすい

前向きになれるポイントですので、しっかり読んでみてくださいね。

① コロナ禍で20代男性の入会割合が増加

長引くコロナ禍の影響もあり、20代男性の結婚相談所への入会が大幅に増えています

コロナ禍の2年間で20代男性の入会割合が約10%増加。2022年6月には、男性の全会員の内、20代男性が2割近くを占めています。

20代の3割以上がコロナ禍で婚活への「意欲が高くなった」と回答しており、20代がコロナ禍の影響をもっとも強く感じているのがわかります。

20代女性の入会も同じように増えていますので、結婚を本気で目指す20代男性にはチャンスが広がってきています。

② 20代男性は成婚までの在籍期間が短い

ほかの世代と比べて会員数は少ないですが、20代男性の成婚までの在籍期間はもっとも短いです

出典: 日本結婚所相談所連盟「成婚白書~2021年度版~」から作成

平均で20代前半が6ヶ月以内、20代後半でも9ヶ月以内に成婚しています。

これは、ほかの世代に増して結婚への真剣度が高く、一定以上の条件を備えている人が多いためでしょう。

本気で結婚したい20代男性にとっては勇気が出る結果ですね。

③ 早く結婚したほうがライフプランを立てやすい

結婚すると、独身時代とは比べものにならないほど大きなライフイベントが続き、たくさんのお金が必要になります。

就職活動費リクルートスーツ代・交通費・宿泊費約10万円
結婚費用結納・婚約から新婚旅行の総額約469万円
出産費用入院料・分娩料・検査など総額約52万円
教育資金子ども1人(幼稚園~高校は公立・大学は私立)約1002万円
住宅購入費建売住宅約3494万円
老後の生活費毎月約26万円
介護費用毎月17万円
出典: 日本FP協会のホームページから抜粋

あくまで目安ですが、一般的に上記のような費用がかかると言われています。その他に、必要に応じて車の買い替え費用や臨時資金も必要でしょう。

わたしのように晩婚(38歳で結婚しました)の場合、結婚から子育て、住宅購入、老後の準備まで短い期間で押し寄せてきます。

しかし、20代で結婚すると、これらのライフイベントを何年かごとに分散して迎えられますので、計画的に準備しやすいです。

そのため、本気で結婚したいと思っている20代男性には、結婚相談所での活動もおススメできます。

コロナ禍の影響で20代男性も結婚に前向きなんですね。ライフプランも含めて考えてみる価値はありそうですね。

みよし

そうですね。今までより20代男性にもチャンスが出てきているのは確かです。

まとめ

20代男性は、基本的にマッチングアプリや婚活パーティーで活動するのがおススメです。

その一方で、

  1. 恋愛ではなく結婚したい
  2. 年収と仕事の安定性がある
  3. 将来を見据えたライフプランをもっている

これら要素がそろっている場合は、結婚相談所で積極的に活動するのも効果的です。

エールマリアージュでは、無料での出張相談とオンライン相談を受け付けています。

自分がどうやって婚活すればいいかよくわからないと思う方は、お気軽にご相談くださいね。 わたし自身の経験やお客さまの実績から、あなたに合った方向性を見つけるお手伝いをさせていただきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次