「できるだけ早く結婚したい!」
これは、婚活をがんばっている人のほとんどに共通する願いではないでしょうか。私も婚活していたとき、いつもそう思っていました。
ただ、婚活はやみくもにがんばればいいわけではありません。洋服やバッグなどのモノを買うのとは違って、相手も感情がある「人」だからです。
しかも、単に結婚するだけでなく、この先何十年も幸せに暮らせないと意味がないですものね。
そこで今回は、婚活を成功させて幸せな結婚をするために、一番重要な考え方と取り組み方をご紹介します。
最後まで読むと、これからの婚活のイメージをもちやすくなりますよ。
ではまず、改めて婚活の成功について見てみましょう。
婚活の成功って?
婚活の成功は、結婚相手を見つけること。
たしかにその通りですが、残念ながらそれでは「50点」です。
なぜなら、結婚相手を見つけただけでは、幸せになれるとはかぎらないからです。1年間の離婚件数が約18万件もある(厚生労働省2023年人口動態統計)ことが、それを何よりも物語っています。
では、どのように考えるといいのでしょうか?
婚活の成功とは、いつもお互いに相手のことを自分ごととして考え、明日、どちらかが病気になっても一緒に生きていきたいと思える結婚相手を見つけることです。
「カッコいいから」「キレイだから」「スペックがいいから」というような表面的で条件的なことだけで引き合うのではなく、まさに「一生のパートナー」ともいえる深い信頼関係を築けてこそ、最期まで幸せに添い遂げられるものでしょう。
そこには、学生時代のような若い頃に目の前のデートだけを楽しめればいいという恋愛とはまったく異なる、結婚生活ならではの深さがあります。
恋愛と結婚の違いについては、下記の記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてくださいね。
どうしてもわかりやすい共通点とかの条件をすごく気にしていました。
条件もある程度は大事ですが、やっぱり深い信頼関係が一番大事ですね。
婚活が成功する人の考え方
では、どうすれば「明日どちらかが病気になっても一緒に生きていきたい」と思えるような結婚相手を見つけられるのでしょうか?
私が運営する結婚相談所エールマリアージュでご成婚されたお客様や、式場まで決まってからの婚約破棄を経験したあとお見合い33回で結婚した私自身の体験も踏まえて、婚活が成功しやすい人の考え方をご紹介していきます。
【婚活が成功する人の考え方1】目的と目標をはっきりさせる
まず、婚活の目的と目標を自分のなかではっきりさせることが、もっとも大切です。
「婚活の目的なんて、結婚することに決まっているでしょ!」
そのような声が返ってきそうですし、実際その通りでもあります。
ただ実際には、「いい人がいたら結婚したいなぁ」「一生独りは寂しいよな……」などと、目的や目標時期がぼんやりした結婚願望をもっている人がたくさんいるのも事実。
婚活は楽しいことばかりではありません。むしろ、最後に「運命の相手」が見つかるまでは、がっかりすることや疲れることのほうが多いです。
だからこそ、「なんとなく」ではなく「どうしていつまでに結婚したいのか」をはっきりさせることが、婚活の成功につながるといえるでしょう。
エールマリアージュのお客様でも「いつまでに結婚する!」と心に決めて活動されている方のほうが、とても早く成果を出されています。
婚活するなら、まずその目的と結婚したい目標時期を明確にしましょう。
ちょっとなんとなく考えていたかもしれないです。
今からでも遅くありませんので、改めてしっかり考えてみましょう!
【婚活が成功する人の考え方2】自分に合った婚活方法を選ぶ
一日も早く婚活を成功させたいなら、自分に合った婚活方法を選ぶことが欠かせません。
2022年に結婚した人のうち「婚活サービスを利用していた人の割合」は32.7%というデータ(婚活実態調査2023リクルートブライダル総研調べ)もあるくらい、婚活は結婚相手を見つける手段として広く認知されてきているといえるでしょう。
それだけに、婚活サービスは多岐にわたっています。
- 街コン
- マッチングアプリ
- 婚活パーティー
- 結婚相談所
サービス内容や料金はもちろん、サポートの有無なども大きく異なるため、自分に合った婚活方法を選ばないと、時間やお金のロスになるだけでなくストレスも大きくなってしまうでしょう。
私自身、いくつもの婚活サービスを試して、最後には結婚相談所の乗り換えも経験しましたが、自分に合わないサービスを使ってしまうと本当に悲しいですよ……。
そんなことにならないよう、あなたに合った婚活サービスを見つけてくださいね。こちらの記事は、年代と性別でまとめていてわかりやすいので、参考にしていただければと思います。
【婚活が成功する人の考え方3】絶対に譲れないことを決める
婚活をスムーズに進めるためには、自分が結婚相手に対して絶対に譲れないことを決めておくことも重要です。
勘の鋭い人は気づいたかもしれませんが、この「絶対に」というのがポイント。
- 「容姿が~」
- 「身長が~」
- 「年収が~」
- 「職種が~」
- 「地域が~」
上記のようにあれもこれも譲れないとしていたら、婚期は永遠にやってこないかもしれません。
たとえば私の場合は、式場まで決めてから婚約破棄になってしまったお相手とはちゃんと向き合えなかった辛さがあったので、「ケンカしてもちゃんと本音で向き合ってくれること」でした。
「どうやって絶対に譲れないことを絞ればいいかわからない」という人は、下記の記事をぜひ参考にしてみてください。具体的な絞り方まで書いていますので、参考になると思いますよ。
たしかに、つい「あれもこれも」ってなっちゃいますね…。
その気持ちはよくわかるのですが、本当に危険な兆候なので気をつけてほしいです!
【婚活が成功する人の考え方4】ありのままの自分を大切にする
結婚後も永く幸せに暮らすためには、ありのままの自分を大切にした婚活を心がけましょう。
「婚活するならまず自分磨きをしっかりしよう」とよく言われます。
イチローさんや多くの有名人の方々が言葉を残したように「現状維持は衰退」という考え方もあり、私たちが生きていくうえで自分磨きや自己成長は欠かせないかもしれません。
婚活を通して結婚相手を見つけて、幸せな家庭を築くという視点で考えれば、無理に自分磨きをがんばるより、お互いにありのままの自分を認め合い、協力していける関係が望ましいでしょう。
恋愛と違って、結婚生活は基本的に何十年も続く日常そのもの。お互いに肩の力を抜いて、一緒に楽しく安心して過ごせるほうが幸せを実感しやすいです。
恋愛と結婚の違いについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
【婚活が成功する人の考え方5】まず「人として」相手に関心をもつ
心から信頼しあえる結婚相手を見つけるためには、「異性として」の前にまず「人として」相手に関心をもつことが大切です。
結婚を見すえた出会いなので、「男性」「女性」という異性として意識するのは当然なのですが、最初からその姿勢が強すぎると、距離感を適切に保てない傾向が強くなります。
あくまで一般論ですが、男性は早い段階から女性になれなれしく接してしまったり、逆に気をつかいすぎて自分から動けなくなったりしやすいです。
女性は、男性を警戒するあまり自分の気持ちを出せなかったり、逆に社交辞令のつもりで愛想よく対応しすぎて相手に前向きだと勘違いさせてしまったりします。
そのため、最初のうちはあまり異性として意識しすぎず、下記のように相手の性質や経験に関心を示していくことが重要です。
- 「どんな人なのかな?」
- 「どういうときに喜怒哀楽の感情が動くのかな?」
- 「どんな苦労を乗り越えてきたのかな?」
そうやってお互いに「人として」関心をもてるようになれば、「異性として」のハードルも少しずつ下がっていきます。
相手に対して「人として関心をもつ」という点については、下記の記事も参考にしていただけるとわかりやすいです。
「人として」関心をもつって、意識したことがなかったです…。
そういう姿勢になると、自分の気持ちも少しラクになるのでおすすめですよ。
【婚活が成功する人の考え方6】条件より相手のことを自分ごととして考える
婚活を早く成功させるためには、年齢・容姿・年収・趣味などの条件より、お互いに相手のことを自分ごととして考えられることが重要なポイントです。
相手の条件が希望に合えばうれしいですし、趣味などの共通点があれば「気が合う!」と思っても不思議ではありません。
ただ、条件や共通点は時間の経過や場合によって変わりやすいもの。
それよりも、病気やケガなど不測の事態があっても、お互いに相手のことを自分ごととして捉えて、自然に助け合っていけそうな感覚のほうが何倍も大切でしょう。
そのような感覚になれるのは、損得勘定を超えた深い信頼関係を築けているということだからです。
ある程度は条件なども気にしながら、そこだけを重視して突っ走らないように気をつけたいですね。
【婚活が成功する人の考え方7】自分から先に思いやる
結婚相手と深い信頼関係を築きたいなら、いたずらにかけひきせず、自分から先に思いやる姿勢が大切です。
おそらくほとんどの人が、パートナーには思いやりがあることを望むでしょう。
しかし同時に、相手から先に思いやりの姿勢を示してくれることを期待する人が多いのも事実。
まず自分から思いやりの心をもって接することが大切です。そうすることで結果的に、相手からも優しい言動が返ってくる可能性が高まります。
もし、自分からいくら誠意を示しても相手に響かないなら、ご縁がなかったというまでのこと。さっさと次の出会いへ進めばいいのです。
相手へ先に求めてしまうと、本来はすばらしいご縁になるはずだったチャンスも逃しやすくなってしまうので、ぜひ気をつけましょう。
そうですね、つい相手に求めがちですね…。
その気持ちもわかりますし、多くの人はそうなってしまうんですよね。だからこそ、逆を心がければ、相手の印象がよくなります。
【婚活が成功する人の考え方8】結婚生活を独身生活の延長で考えない
パートナーと末永く幸せに過ごしたいなら、結婚生活を独身生活の延長で考えないことが大切です。
独身時代、とくに一人暮らしであれば、時間やお金、行動などを基本的に自分の好きなようにできます。よほど過干渉な親がいるなどでなければ、マイペースに過ごせるでしょう。
ただ結婚生活、ましてや共働きで子どもがいる生活になれば、お互いの仕事をきちんとこなしつつ、家事をすべて分担しながら、子どもが夜泣きしたときの対応や保育園の送り迎えなども、毎日やっていかないといけません。
そんな結婚生活を望んでおきながら、自分の趣味の時間は独身のときと同じように使いたいとか、自分の好きなものを好きなだけ買いたいなどと言えば、夫婦関係はすぐに破綻してしまうでしょう。
どんな結婚生活を望むかによっても変わりますが、いずれにしても、結婚生活は自分一人の独身生活とは違う生活と考えて、二人で協力して新しくつくっていく感覚がとても大切です。
そのうえで、お互いに工夫して自分の時間などを少しでももてればラッキーというくらいの気持ちでいることが、パートナーと末永く幸せに過ごすために重要なポイントのひとつといえます。
【婚活が成功する人の考え方9】誠意と礼儀はいつでも忘れない
婚活を成功させたいなら、どんなときも誠意と礼儀は忘れないようにしましょう。
自分が気に入った人にだけちゃんと対応すればいいと思っていたら、大間違いです。
私たちは「習慣の生きもの」とも言われるくらい、一度身についた習慣はなかなか離れないもの。
普段から不誠実で無礼な態度を取っていれば、いざというときにも間違いなくそれが出ます。大切なご縁を失ってしまう危険性も高いでしょう。
婚活で出会った相手と「相性が合わないなぁ」と思っても、大人としてある程度ちゃんと会話を成立させて、会っていただいたことへのお礼を言うなど、誠実で礼儀ある言動を心がけることが大切です。
「親しき中にも礼儀あり」といわれるように、交際が進んだくらいなら当然ですし、たとえ夫婦になって何年経っても、相手をリスペクトした言動は欠かせません。
そのようなところで油断したり、甘く考えたりしていると、「出会うところまではいくけど、交際が続かない」というパターンに陥っていきます。
要は当たり前ですが、親しくなる前も、親しくなってからも、相手に対する誠意と礼儀はいつも大切にしましょう。
相手と合わないと思ったからといって、不誠実な態度はよくないですね。
そうですね、無意識に表情や態度などに出やすいので、
注意してほしいです。
【婚活が成功する人の考え方10】婚活は「答え合わせ」と心得る
早く運命の出会いにめぐり会いたいなら、「婚活は答え合わせ」くらいに考えて、いい意味で淡々と取り組んでいくことが大切です。
婚活での「答え合わせ」というのは、どちらかがいい悪いではなく、シンプルに相性が合うかどうかで、それ以上それ以下でもないということ。
婚活をまじめにがんばると、一つひとつの出会いへの想いがどうしても強くなります。
もちろん、出会いを大切にするのはすばらしい姿勢なのですが、その分、結果がうまくいかなかったときのショックも大きくなりやすいです。
その状態がしばらく続くと、どんどんモチベーションが下がっていき、最悪の場合「自分は婚活には向いていない」とあきらめてしまいます。
婚活にはほかに大切な要素もありますので、続けていれば絶対に成果が出るとはいいきれません。
ただ、簡単にあきらめないで続けることが大前提。
私が運営するエールマリアージュのお客様でも、「あきらめそう」というところから粘り強くがんばられて幸せな結婚をされた方がたくさんいらっしゃいます。
そのために、心が簡単に折れないよう「婚活は答え合わせ」くらいに考えて、いい意味で淡々と取り組んでいきましょう。
婚活がうまくいくパターン
ここまで婚活が成功する人の考え方をご紹介してきましたが、ここからはより具体的に「婚活がうまくいくパターン」についてみていきます。婚活の結果に直結することばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。
【婚活がうまくいくパターン1】婚活市場での自分の位置をわかっている
婚活で成果を出すためには、婚活市場での自分の位置をしっかり意識することがとても大切です。
ご縁は最終的には相性が合うかどうかですが、まず異性に出会えないと何も始まりません。
厳しいですが、婚活も需要と供給で成り立っているので、自分を求めてくれない異性にばかりアプローチしていると、出会うこともままならないものです。
勇気を出して自分を客観的に見ることで、チャンスが広がっていきます。
こちらの記事に私の実例も含めて詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
冷静に自分の状況を見つめることも大事なんですね。
厳しいことかもしれませんが、そうすることでチャンスが広がりますよ。
【婚活がうまくいくパターン2】婚活・恋愛と結婚の違いを意識している
婚活がスムーズに進む人は、婚活・恋愛と結婚の違いをきちんと理解しています。
学生時代などの若い頃は、「惚れた腫れた」の勢いでその場の恋愛を楽しんでいればよかったかもしれません。
しかし、結婚生活は基本的に何十年も続く日常そのもの。ドキドキする恋心だけでは、なかなかうまくいかないものです。
この違いを意識してこそ、自分にとって人生の伴侶はどんな人がいいのか、地に足をつけて考えられます。
このあたりについて下記の記事で詳しく書いていますので、結婚してから「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないように、ぜひチェックしてみてくださいね。
【婚活がうまくいくパターン3】適切にメリハリをつけて活動している
成果が出るまで婚活をがんばるためには、メリハリをしっかりつけて活動することが欠かせません。
婚活は、最後に「運命の人」とめぐり合うまではずっと残念な結末が続くという、かなり過酷な活動です。
そのため、その期間が長くなればなるほど、モチベーションが下がりあきらめやすくなってしまいます。
そうならないよう、出会いと交際への対応についてメリハリをきちんとつけることが大切。
具体的には、出会いについてはなるべく広めに考えていろんな人と会う一方で、前向きになれない交際については早めに終わらせていくスタンスです。
多くの人が陥ってしまう「負のループ」についても、こちらの記事で詳しく書いています。
中途半端な出会いをズルズル引っ張ってしまうことが多い気がします…。
気持ちはよくわかるのですが、そうなると婚期は遠のきやすいですね。
【婚活がうまくいくパターン4】こだわりが強いor条件が厳しいなら行動量でカバーする
相手へのこだわりが強い人や自分自身の条件が厳しい人は、行動量をとんでもなく増やすことが必要になります。
それだけ、自分を対象としてくれる異性が少ないためです。
- 年齢
- 学歴
- 年収
- 容姿
- 住まい
- 通勤時間
- 趣味
- ペット など
- 年収がとても低い
- 恋愛経験が少ない
- 家族との同居が必須
- 子どもを望まない
- 転勤がある
- 障がいを抱えている
- 重い持病がある
- 特定の信仰がある など
上記のような条件がいくつもある人は、普通に活動しているだけでは、運命の出会いどころか単純に出会うことも難しくなるでしょう。
とはいえ、簡単にあきらめる必要はありません。
標準的な人の何倍も動けばいいのです。
エールマリアージュのお客様で難しい条件を克服して幸せなご縁をつかまれた事例を含めて、下記の記事で詳しく書いています。
【婚活がうまくいくパターン5】一つひとつの出会いで落ち込みすぎない
婚活で早く成果を出すためには、一つひとつの出会いで落ち込みすぎないようにしましょう。
落ち込みすぎると行動が止まり、次の出会いへ進めないからです。
とはいえ、私も婚活経験が長いので、期待していた出会いが不発に終わったときのつらさはよくわかります。まったく落ち込まないようにするのは無理があるでしょう。
だからこそ、気持ちの浮き沈みを少なくして婚活を続けるためには、出会いへの考え方を変えて、なるべくフラットな気持ちで会っていくことが大切。
私が提唱している「お見合い3部理論」というのがそれですが、「よし! お見合いだ!」と気合いを入れすぎず、3回くらい会って「お見合い」というくらいの感覚で会っていくのです(もちろん、相手に無礼な態度を取っていいということではありません)。
それくらい、肩の力を抜いて自然体で臨むことで、気持ちが大きく揺れにくくなりますよ。
「お見合い3部理論」については、こちらの記事でわかりやすく解説していますので、見逃さないようにチェックしてくださいね。
恋愛の告白とは違うとわかっていても、なんとなくフラれた感じにもなりますしね。
どうしても、自分が否定されたような感覚になりやすいので、気をつけたいですね。
【婚活がうまくいくパターン6】婚活は「特別な」活動であることを知っている
婚活でのストレスを少しでも少なくするために、婚活が「特別な」活動であることを知っておきましょう。
私たちの日常生活では、職場をはじめ、友だちや家族との関係など、自分が納得できなくても相手に合わせる必要があることがほとんどです。
自分の主張を強く通せば、その人間関係が破綻してしまうか、大きな亀裂を生んでしまうでしょう。
そのような環境で日々暮らしているため、婚活もその延長で考えてしまいやすいもの。
しかし、婚活は「今までまったく関係がなかった異性」と「プロフィールという情報」をもとに出会い、最終的に「夫婦という一番深い人間関係」を築くという意味で、特殊な活動なのです。
この大きな違いを踏まえておかないと、同僚や友だちなどとの人間関係と同じように「私が合わせればいい」「相手のいいところだけを見よう」という感覚になってしまいます。
もちろん、婚活や夫婦関係においても相手に合わせることはとても大切です。
しかし、その「深さ」がまるで異なります。
職場などの人間関係では深く考えずに流したほうがいいことでも、結婚相手には安易に流してはいけないことがあるのです。
婚活とほかの社会生活を区別して考える大切さについて、下記の記事で詳しく書いていますので、ぜひ読んでくださいね。
【婚活がうまくいくパターン7】条件が合うかどうかを重視しすぎない
結婚後もずっと幸せに暮らすためには、条件が合うかどうかを重視しすぎないほうがいいです。
もちろん最終的には、ある程度条件のすり合わせも必要ですが、最初から条件ありきで考えるのは禁物といえるでしょう。
なぜなら、私たちは「感情の動物」ともいわれるくらい、実は「気持ち」が大切だからです。
相手との条件が合うからといって、その人と永く一緒に暮らすのが心地いいと感じるかは別ものなのです。
だからこそ、出会って間もなく「どの地域に住みたいですか?」「家事はどう分担したいですか?」などと条件確認を多くやってしまうと、相手は「気持ち」が乗りにくく引きやすくなります。
条件の確認は、それなりに信頼関係を築けてから少しずつ進めていくのがポイントです。
こちらの記事で、どんな条件確認をするといけないかも書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
お見合いなどの婚活って、恋愛と違って条件が先行しがちですよね…。
事前に詳しいプロフィールも見られますしね。だからこそ、気をつけてほしいところです。
【婚活がうまくいくパターン8】運命の出会いに恵まれるまであきらめない
婚活を成功させたいなら、運命の出会いに恵まれるまであきらめないことがもっとも大切です。
「最後に根性論か?」
いえいえ、違います。
婚活がうまくいかない理由はたくさんありますが、一番大きな理由は「あきらめてしまう」ことだからです。
自分の思い込みで自分を見切ってしまっては、何も始まりません。
そして自分を見切ってしまう大きな要因は、自分自身や婚活についてしっかり理解できていないことがとても多いもの。
だからこそ、なかなかいい出会いがないからといってあきらめず、一つひとつ学び気づきながら取り組んでいくことが大切なのです。
ここに書くと長くなるため、婚活が成功するまであきらめないために、具体的にどんなことがポイントなのかを下記の記事にわかりやすく書きましたので、ぜひチェックしてください。
婚活の成功は婚活のコツを知ることから|お気軽にご相談ください
婚活の成功は単に条件が合う人を見つけることではなく、いつもお互いに相手のことを自分ごととして考え、明日、どちらかが病気になっても一緒に生きていきたいと思える結婚相手を見つけることです。
そのためには、下記のような考え方を大切にしましょう。
- 目的と目標をはっきりさせる
- 自分に合った婚活方法を選ぶ
- 絶対に譲れないことを決める
- ありのままの自分を大切にする
- まず「人として」相手に関心をもつ
- 条件より相手のことを自分ごととして考える
- 自分から先に思いやる
- 結婚生活を独身生活の延長で考えない
- 誠意と礼儀はいつでも忘れない
- 婚活は「答え合わせ」と心得る
より具体的には次のポイントに気をつけることで、婚期が近づきます。
- 婚活市場での自分の位置をわかっている
- 婚活・恋愛と結婚の違いを意識している
- 適切にメリハリをつけて活動している
- こだわりが強いor条件が厳しいなら行動量でカバーする
- 一つひとつの出会いで落ち込みすぎない
- 婚活は「特別な」活動であることを知っている
- 条件が合うかどうかを重視しすぎない
- 運命の出会いに恵まれるまであきらめない
婚活は簡単に進められないことも多いですが、コツを知ることで婚期が近づき、ストレスも減ります。
逆に、むやみやたらにがんばるだけでは、意外に早く心が折れやすいです。
「大事なポイントはわかったけれど、一人では難しいな」と思ったら、お気軽にご相談ください。婚活の失敗経験も成功経験もある私が、あなたと同じ立場に立ってお話を聴かせていただきます。
私の体験談と結婚相談所運営の想いは、こちらに詳しく書いています。