「周りはどんどん結婚していくのに、どうして自分だけできないんだろう?」
婚活をがんばってもいいご縁がないと、そう思ってしまいますよね。
私も婚活していた頃、身近に独身者は誰もいなかったので、その気持ちはよくわかります。
出会いは、自分ではどうしようもないタイミングの問題も大きいのですが、結婚できない男性に共通する特徴が多くあるのも事実。
そこで今回は、結婚できない男性の特徴と、結婚しづらい男性が結婚するために大切なことをお伝えします。
自分ができることをきちんとするだけで、チャンスは確実に広がりますので、最後までチェックしてくださいね。

さっそく、結婚できない男性にはどんな特徴があるかを見ていきましょう。
一生結婚できない男性の特徴15選

こちらでは、一生結婚できない男性に共通する15個の特徴をご紹介します。
【結婚できない男性の特徴1】身だしなみやエチケットを軽視する
身だしなみができていなかったり、エチケットを守れなかったりすると、ほかにどれだけ魅力があっても「一発NG」です。
過度に着飾る必要はまったくありませんが、最低限の清潔感は婚活するための大前提ともいえます。
自信がない男性は、下記の項目だけでもまずしっかりチェックしてくださいね。
- 爪が伸びすぎたり、黒ずんでいたりする
- 鼻毛の処理をしていない
- 髪型が乱れている(寝癖やフケなど)
- 眉毛やヒゲの手入れをしていない
- 口臭がきつい
- 体臭・汗臭が強い
- 服のシワ・ヨレを気にしない
- 服のサイズが合っていない
- 服装が場に合っていない
- 靴が汚れている
- 鞄などの持ち物が古びている
- 清潔なハンカチやティッシュを持たない
- 香水や整髪料をつけすぎる
- 乾燥肌やニキビなどを放置している
- メガネが汚れている
- 飲食のマナーが悪い
- 声が大きすぎる
- 早口すぎる
- ボソボソ話しすぎる
- 爪を噛む
- 貧乏ゆすりをする
- 肘掛けに肘をついて話す
- 口を覆わずにくしゃみや咳をする
- 相手の話を遮る
- 自分の話ばかりする
- 会話中にスマホを触る
- 店員さんへの対応が荒い
- エレベーターやドアのマナーが悪い
これらのうち1~2個あてはまるだけでも、女性から相手にされなくなるくらいの大きなポイントです。
相性や価値観云々という前に、まず自分の清潔感をチェックしてみましょう。
もちろん、身だしなみやエチケット以外にも大切なルールやマナーがあります。こちらの記事に詳しく書いていますので、あわせて確認してみてください。


そんなにちゃんと考えていなかったかも…。

身だしなみやエチケットを軽視する男性は本当に多いので、要注意です!
【結婚できない男性の特徴2】相手の気持ちを考えられない

相手の気持ちを考えられない男性は本当に結婚しづらいですし、たとえ結婚できたとしても、うまくいかない可能性がとても高いです。
相手は性別だけでなく、年齢や生まれ育った環境もまったく違うため、相手のことを深く「理解」するのは難しく、時間がかかるでしょう。
しかし、相手の気持ちを考えようとしなければ、最低限の信用も得られません。
とくに、下記のような傾向がある人は注意してください。
- 相手の話を聞かず、自分の武勇伝や自慢話ばかりする
- 相手が興味のない話を延々と続ける
- 相手が話している途中で自分の話をしてしまう
- 相手の気持ちや考えをすぐ否定する
- 偏見で相手のことを決めつける
- 相手が共感してほしいときに、一方的なアドバイスをしてしまう
- 相手の歩くスピードに合わせない
- デートで食べたいものを相談せず勝手に決める
- デートプランを何も考えずに相手へ丸投げする
- 相手の体調が悪くても気にしない
- LINEの返信が極端に遅いもしくは早すぎる
- 相手の気持ちを考えずに長文を送りつける
- 相手の都合を考えずにいきなり電話する
- LINEの会話が一方的で相手に話題を振らない
- デートの会計時に割り勘を徹底しすぎる
ここにあげたのはコミュニケーションやデートの場面でのことですが、お見合いや交際でのほかの場面はもちろん、結婚してからもずっと注意する必要があります。
【結婚できない男性の特徴3】婚活市場での自分の位置を認めない
婚活を「需要と供給」で成り立つ「市場」と考えたときに、自分にどれだけ需要があるかを意識しない(自分の位置を認めない)と、婚期は遠のくばかりです。
「せっかく結婚するならこんな女性と結婚したい」と希望や理想をもつのは自由ですし、当然ともいえるでしょう。
ただ同じように、相手にも選ぶ権利があります。
この重い事実をしっかり踏まえないと、女性側の希望とまったく合わず、お見合いもろくに組めない状況が延々と続いてしまうことに……。
このあたりは、下記の記事に私自身の経験も含めて詳しく書いていますので、ぜひチェックしてみてください。


たしかに、つい欲張ってしまうかも…。

気持ちはよくわかりますが、冷静に考えたいところですね。
【結婚できない男性の特徴4】女性を見下してしまう

当然ですが、女性に対して見下した態度をとる男性は、結婚にはほど遠いです。
女性としては印象がかなり悪いですし、見下してくるような人と前向きな関係を築けると思うはずがありません。
しかし実際には、女性を見下した態度をとってしまう男性は意外に多いので、絶対に注意しましょう。
たとえ、相手が10歳年下でも信頼関係を築けるまでは、しっかり敬語を使って当たり前くらいの感覚が大切です。
女性にかぎらず、人を見下していいことは何もありませんので、いつも誠意ある言動を心がけましょう。
【結婚できない男性の特徴5】「マイルール」を変える気がない
生活習慣やお金の使い方、人付き合いなどについて「マイルール」を変える気のない男性が、結婚するのはとても難しいです。
結婚は、これまで完全に「他人」だった人と一緒に暮らすということ。
相手には相手の「マイルール」があるため、自分のこだわりや決まりが、相手にすべて通用するわけがありません。
お互いの考えや好みを知り、歩み寄りながら、お互いにとって居心地のいい空間をつくっていく必要があります。
結婚したいなら、何ごとも柔軟に考えていく習慣を身につけましょう。

マイルールが強い人とは一緒に生きていけないと思っちゃいます…。

それはそうですよね。自己都合が強い人とは結婚したくないですよね。
【結婚できない男性の特徴6】独身生活と結婚生活の違いをイメージできていない

独身生活と結婚生活の違いをあまりにイメージできていない男性は、いい出会いがあっても、なかなか結婚にはつながりにくいです。
独身のときは、どんなに恋愛が盛り上がっても、逆に盛り下がっても、毎日自分の帰るべきところがあり、完全に「自分だけ」の空間が保障されています。
しかし結婚すれば、毎日一緒に暮らすのが大原則なので、相手がいる自宅とは別に帰るところはありません。
そのため、結婚生活を独身生活の延長で考えすぎると、家族がいる幸せより、他人がいる不自由さのほうが気になってしまうのです。
これまでの独身生活とは違う新しい結婚生活を二人でつくっていく感覚が、とても大切になります。
恋愛と結婚の違いについてはこちらに詳しく書いていますので、あわせて確認してみてください。

【結婚できない男性の特徴7】年収が極端に低い
厳しいようですが、年収が極端に低い男性は結婚しづらいです。
もちろん、年収だけで決まるわけではないため、粘り強くがんばればいい出会いにめぐり合えることもあります。
ただ、共働き世帯が増えている時代とはいえ、男性の年収が低すぎると、女性が不安を感じやすいのも事実。
年収が上がる方向で転職したり、副業に励んだりして収入を増やす努力もある程度は欠かせません。

経済力だけで判断されるのは悲しいですが、しかたない部分もありますよね。

「高年収」を目指す必要はありませんが、女性が不安を感じすぎない程度にはしたいですね。
【結婚できない男性の特徴8】出会いの数が少なすぎる

自分から積極的に動かず、出会いの場が少なすぎる男性は、結婚できる確率がとても低くなるでしょう。
もちろん、どんな人にでも会いさえすればいいというわけではありません。どういう人と会うか、どんなスタンスで相手に会うかなどで、成果の出やすさは大きく変わります。
ただ、基本的に出会いの数が少なすぎると、交際に進めることがさらに難しくなるため、結婚しづらくなるのは間違いありません。
出会いの数が少ない原因は、自分から積極的に動かないだけでなく、自分に合った出会いの場を選んでいないことも大きいです。
婚活の始め方や進め方に不安がある人は、下記の記事もぜひ読んでみてください。自分に合う出会いの場を見つけやすくなるでしょう。

【結婚できない男性の特徴9】会話のキャッチボールができない
相性や価値観が合うかどうかの前に、会話のキャッチボールを成立させられなければ、結婚はできません。
会話のキャッチボールができなければ、お互いの情報をきちんと知れませんし、話を深めることもできないからです。
具体的には、下記のような傾向が強い人は要注意です。
- 相手の話を聞かずに、自分のことだけを話し続ける
- ひとつの話題について細かく語りすぎて、相手が反応する隙を与えない
- 相手からの質問に一言答えるだけで、会話を広げない
- 相手が興味のない話を延々と続ける
- 相手がつまらなそうでも、ひたすら自分の話を続ける
- 相手の話を最後まで聞かずに、 「そうそう、それってさ!」と話を途中で奪う
- 相手の気持ちに共感せずにすぐアドバイスしてしまう
- 相手のことを簡単に否定する
- 話の要点を理解せず、焦点を変えた返答をしてしまう
- 適当に相づちを打つだけで会話を深めない
- 相手への質問が単調すぎて盛り上がらない
- 相手の話を掘り下げない
- 急にまったく違う話を始めて、相手を戸惑わせる
- 冗談が通じない・空気が読めない
- 沈黙が怖くて、気まずさを埋めるために、どうでもいいことをダラダラ話してしまう
- 相手の目を見て話せない
このようなことをやってしまうと、会話がスムーズに進まないだけでなく、相手に不快な思いをさせてしまいやすいです。
会話の進め方については、こちらでとてもわかりやすくお伝えしていますので、ぜひチェックしてください。


会話が盛り上がらないことはよくあります…。

自分が「うまく話そう」とするより、相手に「気持ちよく話してもらおう」という心がけが大切ですね。
【結婚できない男性の特徴10】頑固でプライドが高すぎる

頑固でプライドが高すぎる男性が結婚するのは、とても難しいです。
結婚生活は日常そのもので、日々、パートナーとの細かい調整や相談がずっと続きます。
だからこそ、どちらかが頑固でプライドが高すぎると話し合いは成立せず、前向きな改善もできません。
知らず知らずのうちに、以下のような言動をとっていれば「アウト」です。
- 自分の意見が絶対に正しいと思い込んでいる
- 自分が明らかに間違えていても認めず、謝れない
- 相手のアドバイスを素直に聞かない
- 冗談を受け流せずムキになる
- 話を聞いているふりをするが、実際には聞いていない
- 他人の成功を素直に喜べない
- 自分が上に立とうとする
- 「昔はよかった」と現在を否定する
- 相手の意見を認めず、論破しようとする
- 相手にアドバイスを求めるが、結局は自分のやりたいようにする
- 年下や女性の意見を軽視する
- デートプランを自分の好みだけで決める
- 「男が奢るべき」「絶対に割り勘」と極端な考えにこだわる
- 自分がリードしないと気が済まない
- 話し合いに応じず、意地を張る
時として、適度なプライドは向上心や問題解決能力を高めてくれますが、このようなケースではまさに「百害あって一利なし」です。
何ごともなるべく柔軟に考えて、相手との信頼関係を深めていきましょう。
【結婚できない男性の特徴11】消極的すぎて責任を取ろうとしない
逆に、消極的すぎて自分から動こうとしない男性は、女性からの信頼を得られにくいので、結婚はしづらいでしょう。
「相手の気持ちを考えて」などともっともらしい言い訳をしても、責任逃れをしようとする姿勢は、女性にはバレバレです。
下記のようなふるまいに思い当たる人は、ぜひ注意してくださいね。
- デートの行き先について 「どこ行きたい?」と相手に決めさせようとする
- 明らかに機が熟していても、プロポーズを決断できない
- 「自分はケンカやもめごとが嫌いだから」と言い訳して、話し合いを避ける
- 恥ずかしいからと言って、愛情表現を避ける
- デート代やプレゼントをケチるが、理由を「とくに意味はないよ」とごまかす
- 失敗を認めずに言い訳ばかりする
- 新しい挑戦を避ける
- 家事やお金の管理などを相手任せにしようとする
- 「どっちでもいいよ」「任せるよ」とばかり言って、自分の意思を示さない
- トラブルが起きたときに逃げる
- 「言っても無駄だから」と不満を溜め込むだけで、解決しようとしない
- 約束を守らない
- 面倒なことは後回しにする
- 子育てや家族の将来について考えない
- 相手の悩みに対して「まあ何とかなるよ」と適当に流す
- 何かをやる前から「どうせ無理」と決めつけ、責任から逃げる
お互いが主体的に向き合ってこそ、健全な夫婦関係を何十年も続けられるもの。
まずは簡単で小さなことから、自分が率先して動くようにしていきましょう。

失敗を恐れて無責任にならないように注意します…。

お互いが自分ごととして動いてこそ、深い信頼関係を築けますね。
【結婚できない男性の特徴12】気が短く、包容力がなさすぎる

気が短く、包容力がなさすぎる男性は、一緒にいることで平和な未来がイメージしづらいので、女性が結婚まで踏み込みにくいです。
お互いを尊重し合い、助け合う関係が求められる結婚生活で、短気で自己都合が強い性質は致命的ともいえます。
以下のような言動は、絶対に避けるようにしましょう。
- 意見が合わないとすぐにムキになる
- 軽い冗談にも本気で怒る
- 相手が悩んでいると「面倒くさい」と感じる
- 相手のペースに合わせられず、イライラする
- ちょっとしたトラブルですぐにキレる
- 店員や周囲の人に対して横柄な態度をとる
- 相手のちょっとしたミスを責める
- 車の運転中にすぐキレる
- 食事の際に些細なことで文句を言う
- LINEの返信が遅いと怒る
- 思い通りの反応がないと不機嫌になる
- 「ありがとう」「ごめんね」が言えない
- 相手が間違っていると簡単に決めつける
- 相手の気持ちを考えず、すぐに感情的になる
これらの言動は、人間としての器の小ささを表してしまうので、挽回するのがとても難しいです。
それだけに、普段から自分の言動に気をつけることが欠かせません。
【結婚できない男性の特徴13】女性関係がだらしない
言うまでもなく、女性関係がだらしない男性は女性からもっとも嫌われやすいので、結婚はとても難しくなります。
たとえ結婚できたとしても、同じように男性関係がだらしない女性である確率が高いでしょう。
結婚相手はまさに人生のパートナー。
若い頃の恋愛であれば、勢いで付き合ったり別れたりするのも経験としていいかもしれませんが、人生の伴侶になるには、お互いの誠実さがいちばん大切です。
本気で結婚したいなら、女性関係がゆるくならないようにしっかり襟を正しましょう。

女性関係がだらしない男性は、絶対に信用できないですね。

女性としてはいちばん許せないところですよね。
【結婚できない男性の特徴14】浪費癖がある

いっけん気前がいいように見えても、浪費癖のある男性が結婚するのはかなり大変といえます。
その場は楽しくても、女性としては将来的な経済面に不安を覚えてしまうからです。
共働きするにしてもしないにせよ、金銭感覚がゆるい人は信用されづらいもの。
たとえば、以下のようなことに心当たりがある人は、真剣に自分の金銭感覚を見直しましょう。
- スマホゲームやオンラインゲームに数万円単位で課金する
- 飲み会やキャバクラで散財する
- スマホやパソコンなど、新モデルが出るたびに買い替える
- 高級時計やブランド品を無駄にコレクションする
- 目的なくコンビニで毎日買い物をする
- 外食ばかりで自炊しない
- 電気や水道を無駄に使う
- 給料日直後にお金をたくさん使う
- 毎月の支出を把握していない
- クレジットカードを無計画に使う
- 貯金をしようとしない
- 無駄なサブスクに入っている
- 後輩や友達に奢りすぎる
- デートで無駄に高級店を選ぶ
- 旅行で贅沢しすぎる
「塵も積もれば山となる」とよくいいますが、日々の小さな心がけが何より重要です。
幸せな家庭生活を送りたいなら、今ががんばりどころです。
【結婚できない男性の特徴15】ギャンブル・酒・たばこに依存性がある
ギャンブル・酒・たばこに依存性がある男性は、結婚どころか、女性から相手にされないと肝に銘じておきましょう。
もちろん、帰宅後に少し晩酌するとか、お小遣いの範囲でたまに競馬を楽しむとか、それくらいならまったく問題ありません(たばこについては、ちょっと吸うだけでも、女性からの反応は悪くなりやすいです)。
ほとんどの人は大丈夫だと思いますが、万が一、ギャンブル・酒・たばこへの依存性が疑われる場合は、結婚より先にその性質や習慣の見直しを検討したほうがいいでしょう。
なぜなら、ひとつ間違えると、自分も家族も取り返しのつかない状況に追い込んでしまうからです。
結婚はけっして自分だけの問題ではないので、本当に注意しましょう。

依存性が強いと、どれも怖いですね。

そうですね、しっかり気をつけてほしいです。
結婚できない男性がどんどん増えている

ここまで結婚できない男性の特徴を見てきましたが、こちらでは「結婚できない男性が増えている」実情についてお伝えします。
衝撃的な「男余り」現象

上のグラフからわかるように、生涯未婚率(50歳時の未婚割合)は1990年代から急激に上昇し、2020年には男性が約28%、女性が約18%とともに過去最高を記録しています。
また、未婚男性と未婚女性の人口差は、15歳以上の全年齢合計で約430万人( 令和2年国勢調査「人口等基本集計結果」 )です。
これは、まさに衝撃的な「男余り」現象ともいえるほど、結婚できない男性が増えていることがわかります。
未婚男性が未婚女性より少ないため、単純な確率論では男性のほうが結婚しづらいです。
そのような状況下で男性が幸せな結婚をするためには、先ほどあげた15個の「結婚できない男性の特徴」は確実にクリアしておく必要があるといえるでしょう。

男性にとってはけっこう衝撃的な事実ですね。

そうなんです、ここ30年の変化が大きいですね。
結婚できない男性が増えるもう一つの根本的な理由

未婚男女が多い少ないのような統計面以外にも、結婚できない男性が増えるのには、もう一つ根本的な理由があります。
それは、相手の気持ちや状況を想像しようとしない男性があまりに多いということ。
結婚相談所を約10年間運営してきて、「男性がもう少し配慮できればうまくいったのに……」と思うケースがとても多くありました。
たとえば、下記のように初歩的なミスで大きなチャンスを逃してしまう男性が目立ちます。
- 自分の話ばかりして、相手の話を聞かない
- デートプランを勝手に決める、もしくは、丸投げする
- デート代の支払いをスムーズにできない
- 自己都合を押しつけようとする
- 店員さんへの態度が横柄
もちろん、女性の配慮のなさが原因でうまくいかないことも少なからずありますが、頻度としては男性のほうがかなり高い印象です。
相手の気持ちを想像しようとしない人が、相手と何十年も一緒に生きていけるほどの信頼関係を築くのはほぼ無理といえます。
条件がとても合ったりして奇跡的に結婚できたとしても、何かひとつボタンを掛け違えると、またたく間に相手との関係は破綻してしまうでしょう。
それくらい、相手のことを考える習慣は本当に大切なのです。
「結婚できない男性」が「自分はまだ結婚していないだけ」と思う勘違い
結婚できない男性が増えるのは、先にあげた15個の特徴と相手の気持ちを考えられないことだけではありません。
「結婚できない」のではなく「まだ結婚していないだけ」という勘違いも大きな要因。
環境が整ったり、自分が本気で動いたりすれば、いつでも結婚できるという思いこみが、どんどん婚期を遅らせてしまうのです。
以下のような考えがある人は、本当に注意しましょう。
「いい人がいれば結婚するつもり」と軽く考えている | 実際は「いい人がいれば」ではなく、「自分がいい人と思われるかどうか」が問題 |
「自分は普通だから結婚できるはず」と思っている | 自分が思う「普通」と女性が求める「普通」にはかなり大きなギャップがある |
「今は仕事が忙しいだけ。その気になれば大丈夫」 | 仕事が落ち着く頃には年齢的に選択肢が狭くなり、さらに不利になっている可能性が高い |
「マッチングアプリを使えばすぐに見つかる」 | アプリでは「モテる男性」に女性が集中するため、思ったよりうまくいかないことが多い |
「最悪、結婚相談所を使えばいつでも結婚できる」 | 結婚相談所に入っても自動的に結婚できるわけではなく、自分ががんばらないといけない |
「俺は条件が悪くない(年収・学歴・身長など)」 | 条件がよくても、それだけで結婚できるわけではなく、性格や人間性も大事 |
「男は年をとっても結婚できる」 | 何歳になっても可能性はあるが、年齢が上がるにつれて不利になるのは変わらない |
「結婚はタイミングの問題。そのうち結婚しているよ」 | 何も努力しないで自然に結婚できる可能性はとても低い |
「まだ遊んでいたい。結婚は後回しでいい」 | 後回しにした結果、最期まで結婚できなくなった人が多い |
「俺のことを理解してくれる人がいれば結婚する」 | 「理解される」のではなく、先に「相手を理解しようとする姿勢」がないと結婚は難しい |
いつまでも意地を張るのではなく、自分が置かれている状況を素直に認めて、地道に婚活していくことが何より大切です。

つい、目の前の現実から目を背けてしまうんですよね…。

気持ちはわかりますが、さらに年月が経ってから後悔しないように勇気を出してほしいです。
結婚できない男性あるある

こちらでは、結婚できない男性ならではの一面的な考え方をご紹介します。
思い当たるところがある人は、ぜひ注意してくださいね。
「ここまで独りでいたんだから…」とさらに欲張ってしまう
「ここまで独りで生きてきたんだから、せっかくならよりいい人と結婚したい」と、年をとるにつれてどんどん欲張るようでは、婚期は永遠に来ないかもしれません。
際限なく相手への理想は高まる一方で、年齢とともに出会いの機会は確実に減っていくという完全な負のループに陥ってしまうからです。
いい出会いが減るにつれてさらに意地を張ってしまい、柔軟に考えられず、幸せになれたかもしれないご縁さえ逃す可能性が高まります。
そして最終的には、何のために結婚するのかという目的を完全に見失い、「よりいい人を探す」というあいまいな目標にとらわれ続けるか、結婚自体をあきらめてしまうのです。
幸せな結婚をするためにいちばん大事な考え方は、こちらの記事にわかりやすく書いていますので、ぜひしっかりチェックしてくださいね。


「どうせなら…」と意地を張ってしまいそうです。

変な意地を張ってもいいことはないので、本当に気をつけたいですね。
「女性が年収や肩書きだけで判断しているだけ」と現実を見ようとしない

「女性が年収や肩書きだけで男性を判断しているだけ」などと、まるで女性の見る目がないために自分が結婚できないかのように、現実を見ようとしない男性も多いです。
第三者的に見れば、まさに滑稽ともいえるくらいに一方的で決めつけた考え方なのですが、本人は本気でそう思っているのが怖いところ……。
このように考えてしまう背景には、下記のような意識が働いています。
- 自分が結婚できないのは「女性の見る目がないから」と考えることで、自分から目をそらして精神的ダメージを避ける
- 婚活や恋愛でうまくいかないことが続き、これ以上傷つきたくないために、女性側のせいにしてしまう
- 自分を「十分に魅力的な男性」だと過信して、なぜ女性が自分を選ばないのか理解できずに「年収や肩書きでしか判断していない」と決めつける
- 「女性はみんなお金と肩書きで男を選ぶ」といったステレオタイプにとらわれ、女性が求めるものが多様であることを理解していない
- 自分の収入や地位に自信がないからこそ、そこを気にしすぎて「女性は結局それらの条件しか見ていない」と、自分を守るために決めつけてしまう
- 自分が女性に選ばれないことを受け入れたくないため、「女性が見る目をもっていないから結婚できない」と正当化しようとする
こうした偏った認識や考え方が重なり合い、「女性が年収や肩書きだけで判断している」と思い込んでしまうことが多いのです。
「自分が選ばれない理由」を真摯に振り返らず、女性のせいにしてしまう気持ちが強いと、いつまで経っても幸せな結婚はできないでしょう。
結婚に向いていない男性とは

ここまで結婚できない男性の特徴や「あるある」をご紹介してきましたが、婚活のプロから見ても、そもそも結婚に向いていない男性、言い換えれば、結婚しないほうが幸せになれる男性もいます。
こちらでは、そのような男性の特徴をお伝えします。
自分の考え方を変える気がまったくない男性
「自分の考えが絶対に正しい」もしくは「正しくなくても自分の考えを変える気はない」という男性は、結婚には向いていません。
結婚生活はそれまで他人だったパートナーとの共同生活なので、独身時代と違ってなんでも相談して譲り合っていく必要があります。
しかし、下記のような性質がある男性は協調性に著しく欠けているため、結婚に向いていないといえるでしょう。
- いつも自分の考えや気持ちを押し通し、相手の話を聞かない
- 明らかに自分が間違っていても、「自分は正しい」と思い込んで謝れない
- 「自分のルールが最優先」と考えて譲り合おうとしない
- 「自分がいつも正しい」と考えているため、相手の意見を軽視して見下してしまう
- 時代や状況の変化に適応しようとしない
- 反論されると怒ったり、不機嫌になったりとすぐ感情的になる
- 「俺様」思考が強く、相手を従わせようとする
相手の考えや気持ち、状況の変化に関心をもたず、自分の考え方を変える気がなければ、お互いにとって心地いい関係は築けません。
どうしても自分の思い通りに生きていきたいなら、結婚しない人生を選ぶほうが幸せになれるでしょう。

ここまで自分勝手ではないと思うんですが…。

自分勝手であることを自覚できる人はとても少ないので、周りの声にも謙虚に耳を傾けてみましょう。
「共感する」という意味がわからない男性

何でも理屈で考えすぎて「共感する」という意味がわからない男性も、結婚には向いていません。
自分ではとても誠実に接しているつもりでも、相手に「人の気持ちがわからない」と指摘されたことがある男性などは要注意です。
とくに以下のポイントにあてはまる人は、相手から「共感してもらえない」と思われている可能性がとても高いでしょう。
- 「そんなの大したことないよ」と言って、パートナーの悩みや感情を真剣に受け止めない
- 共感するよりも「こうすればいい」と、相手が求めていないアドバイスをしてしまう
- 自分の気持ちを表現しないし、相手の感情にも興味を示さない
- 「そんなことで落ち込むなんておかしい」などと、相手の気持ちを否定する
- 「でもさ…」と、自分の話にすり替えたり、相手の話を途中で遮ったりする
- パートナーの悩みや気持ちを「自分には関係ないこと」と思っている
- 相手が悲しんでいたり辛そうにしていても、寄り添おうとしない
- 一応「大丈夫?」とは聞くものの、表情や態度に気遣いが感じられない
- 相手には共感しないのに、自分の悩みには「わかってくれないのか!」と不機嫌になる
このような特徴のある男性には、女性も信頼できず深い愛情をもてないので、ほかにどれだけ男性の条件がよくても、遅かれ早かれ女性の気持ちは冷めてしまいます。
「共感する」という意味がまったくわからない男性は、結婚しないほうがお互いのためといえるでしょう。
結婚できるか不安な男性が結婚する方法【チェックリスト付き】

これまで結婚できない男性の特徴などについてたくさんご紹介してきましたが、実際に結婚できないかどうかは、これからどう行動するか次第です。
そこで、結婚できるか不安な男性が結婚するための方法をお伝えしていきます。
自分自身を冷静に見つめ直す
先ほど、結婚できない男性が増える根本的な特徴は、相手の気持ちや状況を想像しようとしない男性があまりに多いことにあるとお伝えしました。
自分を客観的に見られないことで、相手の気持ちがわからないだけでなく、自分の言動がどのように相手へ影響を与えるかが想像しづらくなってしまいます。
その結果、相手からの信頼を得られず、結婚に至りづらくなるのです。
ここまでの長文を読んでいただいた感謝の気持ちを込めて、「結婚できるか不安な男性のためのチェックリスト」を作成しましたので、下記からダウンロードしてぜひ自分を冷静に見つめ直してみてください。
もちろん、すべてクリアすることは難しいと思いますが、どれも大事なポイントばかりです。
相手にも自分にも謙虚な気持ちをもつことが、幸せな結婚への第一歩。なるべく多くの項目について「問題ない!」と言い切れるように心がけましょう。

ドキドキしますが、チェックしてみます…。

ここで自分から目を背けてしまうと、本当に婚期が来なくなるので、勇気を出してくださいね!
客観的に&親身に寄り添ってくれる専門家を見つける

一生懸命に婚活をがんばっても結婚しづらい男性は、客観的に&親身に寄り添ってくれる専門家のサポートを得ることがとても大切です。
結婚相談所を運営している私がこう言うと、いわゆるポジショントーク(自分の立場に都合がいいことを言うこと)になるかもしれません。
ただ、それを承知のうえでも、先にあげた「結婚できない男性の特徴」などに多くあてはまるような男性は、自分に適切な距離感で寄り添ってくれる専門家の存在が欠かせないと私は断言します。
そうでなければ、自分の不適切な考え方や言動に気づけず、ほぼ永遠に結婚できなくなるからです。
業者側の都合でどんどん成婚へ押し進めようとせず、自分の立場に立って考えてくれるプロを見つけて、その人のアドバイスに耳を傾けましょう。
そうすることで、自分の思考や言動の癖に気づいたり、女性との接し方を改めたりして、相手といい関係を築きやすくなっていきます。
ちなみに、私が効率を半ば度外視して会員様に全力で寄り添うことを心がけている理由を、下記の記事にわかりやすく書いていますので、よろしければぜひ目を通してみてくださいね。

結婚しやすい考え方を身につける
なかなか結婚できない男性が一日も早く結婚するためにいちばん大切なことは、ズバリ「結婚しやすい考え方」を身につけることです。
独身生活と違って結婚生活はパートナーとの共同生活。
大げさにいえば、自分一人で完結するものは何もないと言ってもいいくらい、お互いの協力が欠かせません。
だからこそ、一人ではなく二人(以上)で生活していくために大事な考え方を身につけると、結婚しやすくなるのです。
具体的には下記の記事でそれぞれ詳しく書いていますので、しっかり読み込んでみてください。
スムーズに結婚する人はほぼ間違いなく「こんな考え方をしている!」というポイントを、わかりやすくまとめています。

結婚しづらい人が間違えたり思い込んだりしやすいこともまとめて書きました。

こちらの記事はお見合いに特化して書いていますが、結婚できない理由に直結する内容も多いです。

お見合いにかぎらず、マナーやルールをきちんと守ることが、相手から信用を得る第一歩です。


ついつい、知らない間にひとりよがりな考え方になっていた気がします…。

今がチャンスです!結婚しやすい考え方を身につけて、相性の合うお相手を早く見つけましょう!
「結婚できないかな?」と不安な男性はいつでもご相談ください

結婚できない男性の特徴15個は下記の通りです。
- 身だしなみやエチケットを軽視する
- 相手の気持ちを考えられない
- 婚活市場での自分の位置を認めない
- 女性を見下してしまう
- 「マイルール」を変える気がない
- 独身生活と結婚生活の違いをイメージできていない
- 年収が極端に低い
- 出会いの数が少なすぎる
- 会話のキャッチボールができない
- 頑固でプライドが高すぎる
- 消極的すぎて責任を取ろうとしない
- 気が短く、包容力がない
- 女性関係がだらしない
- 浪費癖がある
- ギャンブル・酒・たばこに依存性がある
衝撃的な「男余り」現象とも言えるくらいに、結婚できない男性がどんどん増えてきていますが、その根本的な理由は、相手の気持ちや状況を想像しようとしないことにあります。
まずは変な意地を張らず、自分を客観的に振り返ってみましょう。本文中でもご紹介したチェックリストも活用してください。
- 自分自身を冷静に見つめ直す
- 客観的に&親身に寄り添ってくれる専門家を見つける
- 結婚しやすい考え方を身につける
私自身も婚活していた期間が長く、「このまま結婚できないかな?」とずっと不安でした。
いったいどこから手をつければいいかわからない人は、お気軽にご相談ください。あなたがどんなところに気をつけて婚活すればいいか、一緒に考えさせていただきます。

