結婚したいと思ったとき、「魅力的」な異性を探そうとしませんか?
もし当たり前と思ったなら
そこに意外な落とし穴があるので、気を付けてくださいね。
もちろん、結婚相手としていろいろな魅力がある人が良いに決まっています。
容姿端麗であったり、経済力があったり、気遣いができたり、笑顔が素敵だったり、少しでも魅力を感じられる人を望むのは、確かに当然かもしれません。
しかし、必ずしも、
「魅力的な人」=「結婚相手にふさわしい人」とは限りません。
『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』というドラマ(TBS系列)が、少し前まで放送されていました。
中谷美紀さん扮する主人公の女性が、友人の男性に恋愛の指南を受けて、高校時代から片思いだった男性へ猛アタックするというストーリーでした。
涙ぐましい努力の結果、ついに片思いだった男性からプロポーズされるのですが、その男性の前では化粧を落とせないなど、ありのままの自分でいられないことに気付き、アドバイスを受けていた友人の方へ戻るという結末でした。
ドラマではありますが、「的を射ているなぁ」と感心しました。
長い間片思いということは、憧れであったり、異性として魅力的であったりしてとても惹かれるということです。
それはとても素晴らしいことなのですが、憧れるような存在の人に対しては、自分より「上」とみなしていることになりますので、簡単に油断できなくなります。
結婚生活は日常の連続なので、気を緩めることができなければ、毎日が非常に辛くなります。
楽しいこともあれば苦しいこともあり、どんなときも手を取り合って一緒に生きていくことが必要になるからです。
そのために必要なのは、憧れたり、驚くほど魅力を感じたりする人ではなく、
「結婚相手にふさわしい人」 = 「一緒にいてラクな人」
なのです。
私の周りでも、夫婦関係が順調な友人に、なぜお相手と結婚したかと聞くと声を揃えて、「一緒にいてラクだから」と返って来ます。もちろん、私自身もそう思っています。
大切なのは、自分が幸せと感じられる生活を送ることで、「理想」の相手を求めることではありません。
もし今まで理想の人を探していたことで婚活が上手くいかなかったのなら、ぜひ、肩の力を抜いて自分に合ったお相手、実際に幸せになれる人を探しませんか?
あなたの婚活を応援しています!