「今から婚活をがんばっても結婚するには難しいのかな??」
男性で独身のまま40代になると、結婚に対して不安な方もいるのではないでしょうか。
確かに、40代の男性は年齢とともに結婚が難しくなっていきます。しかし、現実を知り、しっかりと対策をすることで結婚できる可能性は高くなるのです。
この記事では、やっぱり結婚したいと思い始めた40代の男性向けに、40代男性を取りまく婚活の現実とおすすめ婚活方法をご紹介します。
では、まず40代男性の婚活事情からみていきましょう。
40代男性の婚活を取りまく難しい現実
こちらでは、40代男性の婚活がなぜ「難しい」のか、「未婚率」と「結婚相談所への在籍期間」の統計からその理由をお伝えします。
① 40代男女の未婚率の比較
40代の男性は若い女性を求めがちですが、年齢面で不利になりやすいのが現実です。
2020年 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
25~29歳 | 76.4% | 65.8% |
30~34歳 | 51.8% | 38.5% |
35~39歳 | 38.5% | 26.2% |
40~44歳 | 32.2% | 21.3% |
45~49歳 | 29.9% | 19.2% |
40代男性が同世代の女性を求めても、現実的に未婚女性の人数は少ないのがわかります。
基本的に男性は年下の女性を求める傾向にありますが、40代男性が30代女性を希望する場合、30代男性もライバルになります。
実際にわたしが運営している結婚相談所エールマリアージュでも、年下の女性を求める方が多いですが、年齢面で不利になりやすいのが現実です。
そ、そうなんですね!?そもそも女性の未婚率のほうがかなり低いなら、若い女性にこだわったら難しそうですね。
未婚者の全員に結婚願望があるわけではないので、一概には言えない部分もありますが、傾向としてはその通りですね。
② 40代男性の結婚相談所への在籍期間
40代男性の婚活の難しさは、結婚相談所の在籍期間の長さにも表れています。
年齢が上がるにつれて在籍期間が長くなっていますね。40代後半は30代より半年以上長くなっています。
40代後半をピークに減少しているのは、50代になると子どもをあきらめて同世代の女性とも積極的に会っていく人が増えるからだと考えられます。
これはショックですね。50代男性より長いなんて。ちゃんと考えていかないといけないですね。
そうですね。あまり深く考えずに30代の延長で考えていると、婚期がズルズル遅くなっていくかもしれませんね。
40代男性の婚活はなぜ「高望み」「身の程知らず」と言われるのか?
40代男性の婚活が難しいと言われる大きな要因は、40代男性が「高望み」してしまう傾向にあります。ここでは、年齢面と年収面からなぜ「高望み」といわれるのかをみてみましょう。
① なぜ「高望み」「身の程知らず」と言われる?
年々、男性が年下の女性と結婚しづらい状況になっています。
「妻が年上」や「夫と妻が同い年」の婚姻件数はほぼ横ばいであるのに対して、「夫が年上」の婚姻件数が大きく減っています。特に、その中でも年齢差が大きい婚姻ほど減り方が顕著です。
40代男性は「子どもがほしい」などの理由から年下の女性を求める傾向があります。しかし、女性の社会進出などさまざまな要因から、自分より年齢が離れた若い女性との結婚は難しくなっていると考えられます。
だから、45歳くらいで30代の女性を求めると、「高望み」って言われちゃうんですね…。
そうですね。
男性が思う以上に女性は「年の差」を感じるようですよ。
② 女性が結婚相手の条件として男性に求めること
年収があまり高くない40代男性は、婚活で苦労しやすい状況です。
最近は女性の社会進出が進んでいると言われることもありますが、2021年の調査でも、女性は男性と比べて相手に「経済力」や「職業」を求める割合がかなり高いです。
人柄や家事・育児への協力はもちろん、女性が将来に向けた経済的な安定性もかなり重視していることがわかります。
会社員であれば、定年までの年数が短くなってくる40代男性で年収が高くない場合、女性からシビアに見られてしまうでしょう。
いちばん大事なのは相性(人柄)とはいえ、経済力もけっこう大事なんですね。
おっしゃる通り、年収などの経済力が最重要というわけではありませんが、ある程度はしっかり意識したほうがいいですね。
40代の独身男性の結婚に欠かせない5つのポイント
これまで40代男性の取りまく婚活の難しい現実について紹介してきましたが、けっしてあきらめる必要はありません。実際、エールマリアージュでも多くの40代男性が成婚されています。
ここでは、40代男性が結婚するには欠かせない5つのポイントをお伝えします。
- 恋愛ではなく結婚を目指す
- 清潔感をしっかり意識する
- 相手の気持ちを想像する習慣をつける
- すぐに馴れ馴れしくしない
- 年収を少しでも高める努力をする
大切なのは、40代で幸せな結婚をするために「どう考えて行動するか?」ということ。ひとつずつみていきましょう。
① 恋愛ではなく結婚を目指す
40代で結婚を目指すためには、結婚を見据えた出会いを探すことが大切です。
こちらのデータをみると、恋愛結婚での平均交際期間は4.59年であることがわかります。
40代で一度の恋愛に4年半もかけていると、あっという間に50代になってしまいます。しかも、それだけ時間をかけても、相手に結婚願望があるとはかぎらないため、婚期がさらに遅れるだけです。
そのため、「とりあえず彼女を」という考えではなく、お互いに結婚を見据えた出会いを探しましょう。
② 清潔感を大切にする
清潔感は印象の良し悪しに直結します。いくら年収が高くても、容姿がよくても、清潔感がなければ結婚どころか交際にも繋がらないので十分な注意が必要です。
最低でも、下記の項目くらいは「当たり前」と言えるくらいにしておきましょう。
身 体 | ✅ 髪がボサボサになっていない ✅ 髭をきちんと剃っている ✅ 爪を整えている ✅ 鼻毛が出ていない ✅ 口臭や体臭が気にならない |
身だしなみ | ✅ 服がヨレヨレになっていない ✅ 服のサイズが合っている ✅ 場所に合う服を選んでいる ✅ 靴は磨かれている ✅ 眼鏡をきれいにしている |
持ち物 | ✅ 鞄がボロボロになっていない ✅ 場にそぐわないリュックなどを持っていない ✅ ハンカチを携帯している |
言 動 | ✅ 挨拶をしっかりする ✅ 飲食の仕方がきれい ✅ 敬語を適切に使う ✅ 上から目線で話さない ✅ 相手のことを決めつけない |
③ 相手の気持ちを想像する習慣をつける
恋愛では一般的に週1~2回デートするくらいですが、結婚生活はまさに日常そのもの。結婚生活とは数十年続くものです。
仕事、料理、掃除、洗濯、育児、介護はもちろん、家具の配置やゴミの捨て方など、細かいことまで相談して助け合いながら進めていくことが必要です。
そのためには、お互いの気持ちを想像する習慣が欠かせません。
自分の気持ちや都合だけでなく、「相手はどう思っているかな?」と考えられないと、お互いに気持ちよく暮らせないからです。
自分の常識は相手の常識とつい考えがちですが、相手の気持ちを考えることを大切にしてください。
お客さまの交際状況をお聴きしていても、「男性がもうちょっと相手の気持ちを考えられればうまくいくのに!」と思うことはとても多いです。ぜひ、気をつけてくださいね。
④ すぐになれなれしくしない
40代男性の多くは、お見合いなどの初対面ではある程度礼儀正しくふるまえます。しかし、女性が少しでも前向きな姿勢を示してくれると、一気に馴れ馴れしい態度をとってしまうケースが目につきます。
女性としては「もうちょっと会ってもいいかな」というレベルなのに、男性が突然「恋人気分」になって女性に引かれてしまうのです。
一度会ったくらいで、次のようなことをしてしまうと、自分から「断ってください」と言っているようなもの。
- 「タメ口」で話す
- 「○○ちゃん」づけで呼ぶ
- ドライブに誘う
- スキンシップを図る
一般的には、女性の気持ちの盛り上がりは男性に比べてゆっくりです。最初からよほど意気投合していれば別ですが、信頼関係を少しずつ築いていくことが大事です。慎重に進めましょう。
⑤ 年収を少しでも高める努力をする
女性は男性と比べて相手に経済力を求める傾向が強いです。将来を見据えて、女性が男性に経済力をある程度求めるのはやむをえません。
男性も40代になると、会社員であれば定年までそんなに長くないですので、家庭をもちたいなら、自分の経済力について見直すことも大切です。
今の仕事をそのままがんばるだけでなく、資格を取って昇給を目指したり、スキルアップして転職したり、適切な投資をしたり、少しでも年収を高める努力もしましょう。
とはいえ、一人で家計をすべて担わないといけないと思わなくても大丈夫なので、安心してくださいね。
最近は、共働き志向の女性も増えています。必要に応じて共働きをして、世帯としての年収をどう高めていくかを相談していくことが大切です。
男性をATM代わりのように考えている女性は、丁重にお断りしましょう。男性も家事育児の役割をきちんと担うことが大前提ですが。
現状に満足せず、将来の家族のために自分の経済力を高める姿勢を忘れないようにしましょう。
状況は難しくても、自分を冷静に見つめ直して、方向性を間違えれなければチャンスがあるのですね。
その通りです!けっして悲観することはありません。前向きにがんばっていきましょう!
40代未婚男性におすすめの婚活サービス
40代男性は、30代まで以上に結婚を見据えた出会いを求めることが大切です。
より時間を意識して活動する必要がありますので、それぞれのサービスの特性をきちんと理解しておきましょう。
① マッチングアプリ
身分証明書だけで登録できるアプリがほとんどで、料金も比較的高くなく利用しやすいです。その一方で、結婚を真剣に考えていない人がいたり、相手の情報が不確かなこともあったりします。
40代で結婚を早くしたい人にはあまりおススメできないですね。
ただ、どこに出会いがあるかわからないので、金銭的に余裕があれば登録しておくのはいいでしょう。
② 婚活パーティー
婚活パーティーの参加費は、基本的に男性に比べて女性が参加しやすい仕組みになっています。そのため、1回のパーティーでたくさんの女性に会えることから人気です。
しかし、女性側の真剣度に差が出やすく、個別に女性と話せる時間が少ないため、本格的な交際につながりにくい側面もあります。
40代男性で結婚を望む場合は、時間があるときに参加してみるくらいがいいでしょう。
③ 結婚相談所
結婚願望が高い女性に出会いやすいのが一番のメリットです。ただ、ほかの婚活サービスに比べて割高で、料金体系がわかりづらいデメリットもあります。
また、入会前後で担当者が変わったり対応が激変したりという声も聞きます。結婚相談所を探す場合は、入会前に本当に信頼できるところかどうかを見極められるかがとても大切です。
正直なところ、私が結婚相談所を運営しているからではなく、
40代男性は本当に結婚相談所をベースに活動しないと、婚期を逃してしまう危険性がかなり高まります。
40代男性の婚活は厳しいものの希望はある|お気軽にご相談ください
40代の男性は、若い女性を求めるほど婚活は難しいものになります。
とはいえ、決してあきらめる必要はありません。
最初から結婚前提のお付き合いを目指して、本文でお伝えした「5つのポイント」を意識して取り組んでいきましょう。
- 恋愛ではなく結婚を目指す
- 清潔感をしっかり意識する
- 相手の気持ちを想像する習慣をつける
- すぐになれなれしくしない
- 年収を少しでも高める努力をする
エールマリアージュでは、無料での出張相談とオンライン相談を受け付けています。
自分がどうやって婚活すればいいかよくわからないと思う方は、お気軽にご相談くださいね。 わたし自身の経験やお客さまの実績から、あなたに合った方向性を見つけるお手伝いをさせていただきます。